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いつも同じ席...な人

とある泊まりがけのワークショップでのこと....
人って、一度決めると(本当は決めてもいないのに)、同じことを繰り返してしまう...らしい。

例えば....
ワークショップが始まる前。
部屋に並べられたイス。誰がどこに座るか...などは決まっていない。
ぞろぞろと入ってくる参加者は、思い思いの場所に座る。
(ここまではいい)

1回目のワークショップが終わり、休憩時間。
みんな席を立って、休憩をとる

(問題はこの次)
部屋に戻ると、みんな...ほとんどみんな、前と同じ席に座ってしまうのだ。
前に他の人が座っていた席に座ろうものなら...「そこは私のイスだ」とでも言いたげな雰囲気。

 人間って、一度そうすると、決めてもいないのに、繰り返す性質がある。
 (決めてくてもいいのに、変えてもいいのに...あえて繰り返す)

これって、危険だと思う。
同様な事が他人に対する第一印象だったり、物事に対する見方が固定され多角的に見る事ができなくなる。

僕はそのワークショップで、毎回違う場所に座る。一番前だったり、後ろだったり、右だったり、左だったり。席を決めた訳ではないのだから、いろんな角度でものを見たい。
少なくとも、図書館の職員には、そうした多角的な視点からモノゴトを見る事が要求される。
そうでなければ、片寄った情報だけを提供してしまいからだ。一度座った席を変えられないようでは、図書館の職員としては...ちょっと問題だ...自戒をこめて。
by maruyama_takahiro | 2006-05-08 08:18 | ひとりごと...
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