読力をつける

「子どもの読書活動の推進に関する法律」(2001年)の制定を受けて、各地で「子ども読書 活動推進計画」の作成が進んでいるようです(...いるのかなぁ)。

 ・子ども読書活動推進ホームページ 文部科学省

ちょっと気になる点は、読書は「目的」それとも「手段」なのか、ということ。よく手段が目的化して、本来の目的を見失う事も少なくはない。だからこそ、「読書を目的」とするのか、「読書は手段」なのかをしっかりと持っていなければならない...と、思うのです。全国的にいろいろな取り組みがなされているようですが、「読書を目的」としているのなら成功事例も多々あるでしょうが、「読書は手段」とした場合には、めざす目的に近づいているのか...ちょっと不明です。

洋書の中には、レベルや語彙数などが表示されている図書がある。読み終わったあとに、きちんと読み解けているかをチェックする『アクティビティ』も用意されている。
考えて欲しい、「読書感想文」と「読解力確認」は異なる能力ではないか。この国の読書においては、「感想を書かせる」ことに重きをおいている風潮もあるが、感想とは極めてプライベートなことなのではないか。それに対してきちんと読み解けているかをチェックすることは客観的なスキルの測定になる。読み解けなければレベルを下げてでも自分の能力を確実に身につけることの方が、重要ではないだろうか。
日本の図書にも、レベル/語彙数(単語数)/アクティビティ(チェック)をつけておく必要があるのではなろうか。...で、これを誰がやるのか...ってこと...だな。

【参考】
 ・Accelerated Reader Renaissance Learning, Inc.
 ・Penguin Readers
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by maruyama_takahiro | 2007-09-22 21:10 | これからの図書館 | Comments(0)
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