映画「水になった村」

写真家 大西暢夫さんが、映画監督として作った作品を、富士吉田で見ました。
監督のお話も伺うことができ、とてもいい印象でした。
(もちろん抜け目のない丸山さんは、ちゃっかり名刺交換をしたことは言うまでもない)

水になった村―ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語
大西 暢夫 / / 情報センター出版局
スコア選択: ★★★

おばあちゃんは木になった (シリーズ・自然いのちひと)
大西 暢夫 / / ポプラ社
スコア選択: ★★★


大西さんが、15年の歳月をかけて、岐阜県徳山村(現在の揖斐川町)に通いつづけて、地元のジジババをとり続けたドキュメンタリーです。水になった...とは、この村がダム建設のため湖底に沈みました。映画はそのことよりも、日々山野からの自然の恵みを得ながら活きていく地域の暮らしを記録しています。

見ていながらふと思ったのですが、僕の所属している団体では、かつての山梨県内の人々の日々の暮らしを記録した写真やフィルムをデジタル化しています。しかし、では現在の山梨県内の人々の暮らしの記録に対しては、どういうスタンスやアプローチをとったらいいんだろうか...と。

来月以降から、デジタルアーカイブのコミュニティビジネスモデルを検討する研究部会を立ち上げる予定です。地域の記憶をデジタルで継承することを目的とした「戦うNPOづくり」に着手します。日程が決まりましたらお知らせいたします。
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by maruyama_takahiro | 2008-05-18 00:28 | 地域コンテンツ | Comments(1)
Commented by 鈴木 輝一 at 2008-05-20 01:08 x
①母と富士吉田にある「金持ち健康老人ご用達」の某ホテルに一泊したあと、同地で映画「水になった村」を見る予定でしたが、母急病のため、お預け。本は正月に読んだが良書。昔、偶然名画座でみ感激した映画「ふるさと」と同じ村が舞台です。
②清里の隣町で「第1回ことばの学校」に伺ったとき、地元をハイキングしたのですが、昔、都内の某ダムを作ったとき強制移住(?)した農民の苦労話を聞きました。新藤兼人監督の処女シナリオになっています。別の部署ですが、用地担当を経験した元「地面師」としては、冷や汗ものでした。救いは、当時も「都庁の星」がいて農民を私財を投げ打って救済したこと。
③不必要なダムは作るべきではありません。いずれ土砂に埋まってダム自身も消滅してゆくのだから。色と欲の二股街道を突っ走る「土建国家」は、来るべき「関東大震災」さえもビジネスチャンスとしか見ていない。あまたの人命が消えていくのに。
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