MARCの行方

図書館の蔵書が、パソコンなどのコンピュータを使って検索可能になっているのは、すべてこのMARC(マーク)のおかげといっていい。
MAchine Readable Catalog(機械可読目録)の略である。

しかし、これがなんともはや...事細かいフィールド(項目)設定がされており、ほとんど使っていない/使わなくても日常業務には支障がない...ものまでとにかくたくさんある。

でも、よく考えてみて欲しい。
なんでそれらのフィールド(項目)が必要なのかを....
どうして、ひとつのフィールド(項目)に、書名から著者名、出版社にはじまって、大きさやらページ数やら価格やらのすべての情報を入力してはダメなのか...を。
これって、ウェブの検索を考えてみればわかることだけど、

ホームページのタイトルで検索するとか、作者で検索するとか...そんなことはいちいちしていないよね。していないけど、ほとんど事足りている...ように思うのです。だったら、MARCだって、一冊1フィールド(項目)でもいいじゃないですか。その方がたぶん楽だし、イレギュラーなものだって気にしなくてもいい。で、何よりもデータベースがシンプルになる(これ大事)。

というわけで、目録だのデータベースだのに取り組むとき、いきなりフィールド(項目)をあれやこれや、訳も解らず作りまくっているうちに...あれやこれやのイレギュラーも登場して...いつの間にかこんなになっちゃいました...的なのがMARCの今の姿なんじゃないかな...なんて思ったりもしています。

で結局、現場の図書館として削りに削って最低限必要な項目って、
 ・図書を特定するためのコード(ISBNとか...MARC番号とか)と
 ・自館の管理コード(いわゆる所蔵情報)
のペアさえあれば、それでOKなんじゃないかな。
たぶん、このあたりが、OPAC2.0とかMARC2.0の世界につながっていくように思うんだ。

どうでしょう。

【参考】
MARC standards
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by maruyama_takahiro | 2009-02-20 00:32 | これからの図書館 | Comments(0)
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