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山中湖情報創造館のこれからの姿

今僕が山中湖情報創造館の将来に描いている姿は、ひょっとしたら[図書館]という枠(あるいは壁)に納まらないものかもしれない…と、思い始めている。
それはたぶん、立地が「富士箱根伊豆国立公園」の中でさらに「山中湖文学の森公園」の中にあることも、少なからず影響している。
地域の自然や環境、歴史や文化、この土地にゆかりのある人物などを、語り伝えたいと思い始めている。これはもはや「図書館サービス」の枠からはみ出していると思う。

と、ここまで twitterでつぶやいてみた。

博物館や美術館内での「ガイドツアー」や、まち歩きやフィールドミュージアムなどのでの「ガイドツアー」に、僕のイメージとは少し違うかな感を感じていたりする。それはたぶん、ビジネスやセミナー/講演会におけるプレゼンテーションなどでも感じることとも同じなのだ。それを今すぐ僕に「じゃ、やってみろよ!」と言われても自分のイメージ通りに自分でも振る舞えない歯痒さもあるのだけれど、やっぱり今のスタイルじゃない。
イメージに近いのは、お客さんを前にした[劇]なのだ。そこにあたかも[一人芝居]が存在しているかのような、そんなガイドツアー/インタープリテーション。

場所がら、自然豊かな観光地ではあるけれども、自然や環境についてだけでなく、山中湖の歴史や文化、ゆかりのある人物を題材にして、「そこであたかも一人芝居が始まったかのごとく、観客を魅きつけるガイド/インタープリテーション」のあるシーンを作りたい。と、そんなことを考えている。

現状として館長まで図書館サービスのシフトに組み込まれているので、なかなか新しい取り組みに時間を割くのは難しいのだけれど、次の期間にも指定管理者の機会を得られるならば、そんな姿を描いてみたい。
by maruyama_takahiro | 2009-08-26 00:05 | ひとりごと...
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