カテゴリ:DigitalArchives( 77 )

メモリアル・アーカイブ・サービス

これまでにもいろいろなキッカケはあったのですが、たぶんこのことが、これを考える直接的なキッカケです。

・デジカメ機能のついたケータイ電話の中に、数百枚の写真を入れたままの人がいる。

しかもそれは特殊な事例ではなく、とても当たり前のことなのだそうです。同様に、デジカメの中にもパソコンなどに写真を移さずに、やはり数百枚の画像が入ったまま...という使い方も決して少なくないの(いやむしろ多いくらい)だそうです。

一方で....iPodをはじめとするデジタル音楽プレーヤの使い方では、買ってきた/借りてきたCDをパソコンにリッピング(音声ファイル変換)を行い、その上で聴きたい曲をiPodなどに入れて持ち歩く時代。しかもこれまた数百曲から数千曲を入れて持ち歩いている。

そこからね...
「数百枚、数千枚の写真を持ち歩く時代が来ている。ならば、その中身は撮りっぱなしの写真ではなく、自分自身の人生の記録だけでなく、子どもの成長を記録した写真や、両親や親戚、一族の記録、会社の記録(創業者とか創業当時の社屋や、製品とか)、所属する団体の記録、地域の行事の記録などなど...デジタル写真になるものであれば、何でも持ち歩ける時代なんです。
持ち歩くだけでは、不安もあるので、インターネット上にはバックアップサービスを利用したりする。

こうしたことを、代行サービスするイメージが、「メモリアル・アーカイブ・サービス」なのです。

実際に僕自身も、iPhoneの中は、未整理ですが2000枚以上の写真が入っています。
これを、iPhoneやiPod touchだけでなく、ソニーのPSP、ニンテンドーDS、デジタル写真を保存し見ることができる携帯端末などに対応させたり、家庭内ではPS(プレイステーション)やWii、XBOXなどをテレビに繋げて、そうした想い出にいつでもアクセスできる...そんなビジネスが成立しないものだろうか...と、思案中なのです。
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by maruyama_takahiro | 2008-10-09 23:41 | DigitalArchives | Comments(0)

メモリアル・アーカイブ・サービス

父親が入院したというので、東京への出張後、埼玉の実家に帰ってきました。
ま、入院はたいした事もなく、相変わらずの父親がそこにおりましたので、一安心。週末には、ご近所のロケット花火祭(吉田の龍勢)に出掛ける予定をたてておりましたので、実施可能です。

さて、
自分の実家のある皆野町に帰ってきたのですが、田舎町で感じることは、1)人の少なさ、2)セレモニーホールがやたらと目につく...という感じ。

やはり、僕がイメージしているビジネスが、成立するんじゃないかなぁ...と、不謹慎ながら思ってしまいました。

 ・個人の想い出
 ・家族/一族/○○家の想い出
 ・会社の想い出
 ・組織や団体の想い出
 ・学校の想い出
 ・地域社会の想い出
 ・などなど

写真や動画、賞状や盾/トロフィー、手紙やハガキなどなど...撮影可能なものであれば、デジタル化してアーカイブして、自分でも振り返ることができたり、想いを共有したい方と分かち合ったり...

 メモリアル・アーカイブ・ビジネス Memorial Archives Business
 メモリアル・アーカイブ・サービス Memorial Archives Service

どうだろうか。
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by maruyama_takahiro | 2008-10-08 09:06 | DigitalArchives | Comments(4)

Born Digital(ボーン・デジタル)

デジタルアーカイブというと、歴史的な文化財とか貴重な資料とかを、デジタル化することと捉えがちです。もちろんそうしたフィジカルな記録のデジタル化も必要なのですが、一方でデジタルカメラで撮影した写真とか、デジタルビデオで撮影した記録映像とか、すでに最初っからデジタルで記録されたものもあるのです。そうした最初っからデジタル資料を、Born Digital(ボーン・デジタル)な資料と言うそうです。

ちなみに、この世に生を受けてから今日までの記録が、すべてデジタルという子どもたちがすでに登場してきております。あるときは携帯電話のカメラ機能で、あるときはデジタル一眼レフで、またある時はデジタルビデオで...そうした記録の行方(ゆくえ)について、実はとっても気にしているのです。
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by maruyama_takahiro | 2008-08-17 22:33 | DigitalArchives | Comments(0)

Whole YAMANASHI Catalog(全山梨カタログ)

山梨県内の地域コンテンツを一望できるウェブサイトのイメージ。
ポータルサイトというよりも、本当にカタログ的なサイト。
かつての名著になぞらえて、

 Whole YAMANASHI Catalog(ホール・山梨カタログ/全山梨カタログ)

を作ってみたいな...などといいつつ、Web版ではありませんが、試作版はすでに手元にあったりします。11月頃にはお披露目できるかな...。
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by maruyama_takahiro | 2008-07-27 13:35 | DigitalArchives | Comments(0)

1000年デジタルアーカイブ

100年後、1000年後までも伝え残すデジタルアーカイブの仕組みづくりを考えたいと思うのですが、たぶんそれは、保険的な要素を持っているように思います。

デジタルアーカイブ保険機構

どこかに一つの大きなデジタルアーカイブ団体を作って満足するのではなく、小さくて、それぞれ寿命を持っている団体がたくさんあつまって、それでいながら、新しく生まれたり、寿命を終えたりしながら、デジタルアーカイブを未来に繋げていくような仕組みづくり。寿命を終えたチームが作ったデジタルアーカイブであっても、この『DA保険機構』が、次の受け入れ先が決まるまでは、預かっていられる。

そんな
 ・バックアップ
 ・ミラーリング
 ・一日毎のスナップショット
 ・Time Machine(MacOS X Leopardの機能)
みたいなものを持っている。
保険金は掛けるけど、デジタルアーカイブを残すための万全の体制を持っている。

そういうイメージかな。
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by maruyama_takahiro | 2008-07-27 13:12 | DigitalArchives | Comments(0)

デジタルアーカイブの自由

学問の自由、出版の自由、図書館の自由があるのと同様に、たぶん

デジタルアーカイブの自由

ってものもあるように思う。
例えば、デジタルアーカイブに公的資金が入っても、「デジタルアーカイブの自由」が奪われるのであれば、僕は丁重にお断りしたい。

デジタルアーカイブや地域コンテンツというものは、かくあるべし...と、思うのです。
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by maruyama_takahiro | 2008-07-26 23:31 | DigitalArchives | Comments(0)

Glitter Memories(グリッター・メモリーズ)

ウルトラマンティガの最終回。邪神ガタノゾーアとの戦いに破れ、石と化して海に沈んだウルトラマンティガ。そのティガに世界中のこどもたちからの想いが光となってティガにあつまり、きらめく巨人(グリッターティガ)となって、ガタノゾーアを倒す...という展開がある。

NHKの少年ドラマシリーズ 第一弾の「タイムトラベラー」は、撮影したビデオテープが高価だったため、その後ニュース映像を重ね撮りしマスターは失われてしまったが、たまたた最終回をテレビの前で録音していた素材が発見され、「アンソロジー」としてDVD化された。

もともとの発信者/所有者の手元から失われた記憶も、ひょっとしたらどこかの誰かが持っていることがある。

****
岩手・宮城内陸地震で、土砂に埋もれてしまった「駒の湯」。その後堰き止め湖の増水によって水没した「湯の倉温泉湯栄館」。その他の倒壊した家屋の中に、それぞれの場所にそれぞれの想い出があったに違いない。それは写真やさまざまな記録・想い出の数々だったりする。すでに上の2つの宿からは取り出すことは不可能である。人命が失われ、財産も失われ...さらに想い出さえも失われてしまった。

しかし、どうだろう。かつて「駒の湯」を訪れた方が写真を撮ってはいないだろうか。「湯栄館」で記念写真を撮った方はいないだろうか。栗駒高原で崩壊する前の山々を撮影した人はいるのではないだろうか。

そうした全国にちらばっている写真を集めることで、記憶をつむぐことができる...僕はいま、そう確信している。それに必要な場(インターネット上のサイト)を用意すれば、集まってくるのではないだろうか。

あえて名付ければ、「くりこまメモリーズ プロジェクト (KURIKOMA Memories Project)」

もうちょっと企画を煮詰めて、提案してみたいと思っている。
これはたぶん、デジタルアーカイブの新たなカタチではないだろうか。
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by maruyama_takahiro | 2008-07-18 07:39 | DigitalArchives | Comments(0)

災害時のデジタルアーカイブ

(NPOのMLに書いた内容)

 いまだに余震が続く、岩手・宮城内陸地震ですが、土砂くずれや土石流などで被害にあった山間地の集落の歴史を記録していこうというプロジェクトが始まったようです。

 岩手・宮城内陸地震:古文書や骨董品、捨てないで 被災地の歴史資料保存へ /宮城 (毎日jp)

 災害発生時に、生命と財産が失われるだけでなく、そこにあった[記憶]すらも奪われてしまいます。
 常日頃からアーカイブ活動に取り組むことが一番ではありますが、突然の災害などで「今、失われてしまう危機に瀕している地域資料」に対して、NPOのスタッフが現地に派遣され、それらの資料をデジタル化によって保全し、せめて《記憶だけでも残し伝える》ことは、私たちの大きな使命ではないか。と思っています。

 災害時に、瓦礫に埋もれ、土砂に汚された記録(それは文化財だろうと、個人のアルバムだろうと)を救出し、残し伝える...そんな活動が、私たちのNPOでも取り組めたらいいなぁ...と、考えていたりします。

 すくなくとも、この新聞記事にある平川教授は、そのことに気づかれた方であり、その活動のためにNPOを立ち上げたのだと思います。

【参照】
宮城歴史資料保全ネットワーク
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by maruyama_takahiro | 2008-06-29 00:14 | DigitalArchives | Comments(0)

我流なデジタルアーカイブ論

僕の中で、これまで関わってきたデジタルアーカイブについて、ひとつの大きな方向性が見えてき始めた。ここには備忘録的に書き留めておく。

・デジタルアーカイブの対象は、文化財や芸術作品だけではない。
・普通の暮らしの記憶もデジタルアーカイブの対象である。
・昨今、市町村合併等で、消えていく町や村がある。
・山間部では、「限界集落」となり消え行く運命の地域がある。
・災害等で、一瞬にして失われる生命と財産。そこには記憶までもが失われかねない。

・インターネットは、マスメディアほどの投資がなくても記録を伝え残すことができる。
・パソコンは低価格/高性能化している。
・写真や動画の編集、音声の編集なども簡単なソフトで十分にまとめられる。
・デジカメや動画カメラ、ICレコーダなども低価格で入手可能である。

・それはある特別な日にだけ必要なことではなく
・日々の暮らしこそが、大切な記憶
・昔の地域の記憶も、今の地域の記録もどちらも大切
・持続的に記憶することができる公的機関があるとすれば、それは今は「図書館」と呼ばれている。
・図書館で働く人だけが記憶を集めるのではなく、その地域に住まう人々が可能な限り記憶を持ち寄れる仕組みをつくることが必要。

そしてたぶん僕たちは、上橋菜穂子的な表現を借りれば、

記憶の守り人

なんだと思う。
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by maruyama_takahiro | 2008-06-25 01:56 | DigitalArchives | Comments(0)

2005年の図書館像に...

一歩近づいたように思います。

 ・アーカイブ「山中湖のお祭りとイベント」 指定管理者日誌 - 山中湖情報創造館にて -

文部科学省が2000年に5年後の公共図書館のあるべき姿を、物語風にまとめた報告書「2005年の図書館像」には、地域のボランティアさんらによるデジタルアーカイブの構築と公開が描かれていました。
山中湖情報創造館においても、内容こそ古い資料ではありませんが、ボランティアグループのみなさんが、およそ1年をかけて山中湖村のお祭りやイベントを記録し、写真共有サイトやブログを使いながら、アーカイブとしてまとめました。ぜひご覧ください。

※平成20年度は、テーマを変え新たなアーカイブ構築に向けて活動を始めたようです※
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by maruyama_takahiro | 2008-05-28 18:07 | DigitalArchives | Comments(0)