カテゴリ:NPO( 63 )

NPOのアマチュアリズム/NPOのプロフェッショナリズム

NPOの運営というか経営というか...迷路に迷い込んだ感じ。

NPOは、アマチュアとして素人の視線で物事を見ることが大切だと思う。プロでは最初からダメと諦めたり、別の道を選んだり、実現可能な小ささにまとめようと考えたり...。アマチュアだから、知らないからこそ始めてしまう大胆さが、アマチュアにはあるし、NPOの最初の動機として必要だと思う。

一方で、
NPOだからアマチュアの素人の仕上がりで良いかと言えば、それは違う。作り上げるものに対しては、営利企業も非営利企業も同じだ。プロとしての完成度のものをつくらなければ、価値はない。少なくとも相応の対価をいただくお仕事であるならば、なおのことである。NPOの活動は趣味ではない。社会的課題解決に取り組むミッション/使命としての思いがなければNPOの活動としても評価されないだろう。

では、
プロになり切らないアマチュアの視点をもちつつ、素人ではないプロとしての完成度のある活動を行う...これは両立するものなのだろうか...。

また、
相応の完成度となると、少なくともそれなりの設備投資は必要となるが、NPOにはそんな投資的な(投機ではない)活動は、出来ない...という選択の方が大多数だ。

NPOにおけるアマチュアリズムとNPOにおけるプロフェッショナリズム...この両立/バランス感覚が求められるような気がしている。
[PR]
by maruyama_takahiro | 2008-02-12 22:54 | NPO | Comments(2)

なぜ、日本のNPOは寄付を募らないのか...

何か、深〜い理由があるのかもしれない。
実は、まったくないのかもしれない。
どなたか、心当りのある方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいませ。

今年は、ちょっと考えることがありまして...
ファンドレイジング, ドネーションパーティ... etc...
などなど。

そういえば、あの本。まだ届かないなぁ....

※それよりも、例えば指定管理者になった団体が、その公の施設の管理運営などに対する資金を、寄付で集めてもよいのだろうか?...これをダメ!って言われると、それはちょっと困るかも。
[PR]
by maruyama_takahiro | 2008-01-09 01:25 | NPO | Comments(6)

【募集】地域資源ペーパークラフト化研究会(仮称)

a0001068_1518428.jpg最初はサークル、同好会...みたいなところから始めてみませんか。
というわけで、ご興味・ご関心のある方は、ぜひコメントくださいませ。

地域の歴史や文化、自然や環境、産業や商工業、風俗や習慣などの地域資源を、ペーパークラフトという手法を使って、記録保存し、より多くのみなさんと共有していきたいと思っています。
もちろんペーパークラフトは、趣味から初めても、いずれは商品化し、資金調達の一躍となるモノにしたいと思います。

作業手順としては、

 1.対象をみつける(建築物に限定しない)
 2.リサーチ:実測、写真撮影
 3.ペーパークラフト用図面作成(平面図、側面図、屋根伏図など)
 4.展開図の型紙おこし
 5.試作版製作(αバージョン)
 6.3〜4を繰り返し、ブラッシュアップする
 7.βバージョン(型紙、組立図)
   (実は、組立図を描くのがかなり難しい)
 8.βバージョン限定公開
 9.最終バージョンづくり(商品化に向けた特典づくりを含む)

展示会を開催するのもよいかもしれませんね。
[PR]
by maruyama_takahiro | 2008-01-06 14:29 | NPO | Comments(11)

NPOの底力 ーやる気・本気・根気ー

NPOに参加する多くの人は、本業を持ちつつ、自分自身の社会参加の時間を割いてNPO活動に関わっている。
もちろん、NPO法人においても有給職員というカタチで雇用され、NPO活動に専業する人もいる。ボランティアで参加する者やそのサービスの提供を受けるものなどなど、NPOに関わる人たちは実に多彩だ。

それだけに、一所懸命にNPO活動に関わる人は、本業の片手間でNPOに関わる人たちに対して、どうしても関わり方の違いによる“温度差”のようなものが生まれてしまいがちです。これを乗り越えるのは、例え短時間であってもNPO活動への関わりに対して、“やる気・本気・根気”を見せる必要がある。

NPOの活動は、何も無理して参加するものではない。それぞれの人が自由意志で参加するものであるので、その活動に賛同して参加する時点で何らかの“やる気・本気・根気”があるものだ。

そして継続的なNPO活動にするためにも、どのように参加する人たちがこの“やる気・本気・根気”が持続できるような活動を用意しておくかが、とても重要なのだ。

“やる気”も“本気”も“根気”も失ったNPOは、“元気”すら失ってしまうものだ。
[PR]
by maruyama_takahiro | 2008-01-03 20:15 | NPO | Comments(0)

NPOの未来に向けて

NPOが自立する日―行政の下請け化に未来はない
田中 弥生 / / 日本評論社
スコア選択: ★★★
やっぱり、こういう本を読んでおかないといけません。残念ながら山中湖情報創造館には所蔵していなかったので、なんとか手配しましょう。著書の田中氏は、なんとピータ・ドラッカー氏のもとで学んだ方だそうで、それだけに説得力があります。

田中弥生 - Dr.Yayoi Tanaka's official site

※あわせて、「公立図書館が自立する日」なんて本が...あったらなぁ〜。いつまでも親(設置自治体)のスネを齧っている、パラサイトシングルみたいな状態(いつまでたっても、お小遣い頂戴よぉ〜状態)から脱却し自立できる日はくるのでしょうか。人間なら親と同居していたって経済的に自立している人だっているのですから※
[PR]
by maruyama_takahiro | 2007-12-30 22:08 | NPO | Comments(0)

【ヘルプ】「レジ」求む!

NPOには、その設立主旨に賛同し、集ってくる仲間たちがいます。
そんな集りの中でも、「これだ!」という目標(活動の種)を撒かないと、せっかく集って来た人たちやその人たちが持っている技能や知識などを活かすことは難しいなぁ...と、感じています。それぞれの人が持っている能力を、きちんと発揮させる場を作れているのだろうか...と、NPO法人の副理事長として、山中湖情報創造館の館長として、いつも考えていたりします。

そんな中でも、できるだけ関われるチャンスを作ることも、とても大事なことじゃないか...って、考えているんです。そこのところをあえて助けて欲しいとお願いすること。それによって、NPOという集りの中で、「私にもお手伝いができる機会がある」という状況を作ろう...と。ヘルプ・チャンスづくりは、そういう意味でもとても大切な事だと思っているのです。

以前、僕と同じ様に50ccのカブに乗って、片道40分かけて通っているスタッフがいるのですが、転倒してカブが壊れてしまったときにも、NPOのメンバーにヘルプ・チャンスとしてお願いしました。もちろん自分たちで調達してしまえばそれまでなのですが、あえてNPOの皆さんにサポートを願い出た訳です。

今回もまた、山中湖情報創造館のライブラリー・ショップのために、ご不要になった「レジ」があれば譲って欲しいというヘルプ・チャンスをお願いしています(ご寄付あるいはできるだけ安価で...)。もちろん自分たちで購入してしまえばそれまでなのですが、NPOとして一緒に活動しているんだ...という感覚を持つ機会を、僕は大切にしていきたいと思っているのです。
[PR]
by maruyama_takahiro | 2007-12-30 11:03 | NPO | Comments(0)

1万人の新中学1年生にプレゼント

こういう本気さを感じさせてくれるNPO活動って、応援したくなっちゃいます。

 ・1万人の新中学1年生にプレゼント まちミューブログ

山梨県内に事務所を置く、特定非営利活動法人つなぐ(略称:つなぐNPO)(山本育夫理事長)が、まちミューツアーガイドブックを着々と制作していることは存じてましたが、こんなプロジェクトまで考えているとは知りませんでしたね。

・地域のことを中学生たちに知って欲しいと願う。
・そのための協力企業や団体を募集しスポンサーになってもらう。
・その金額によって中学生たちには無料で提供し、利益は次のガイドブック制作(取材や編集など)に使う。

 この循環ができれば、地域の子どもたちが自分たちの地域を学ぶことができるのはもちろんだが、NPOの活動で[この活動を支援する地元企業]と[地域の子どもたち]とをまさに、“つなぐ”ことができる。
 本格的なスタートは来春からだそうだが、個人としてだけでなく、地域を支える情報拠点である図書館としても、何かお手伝いできないだろうか。

※デジタルアーカイブの活動も、こんな展開ができるんじゃないかなぁ...※



まちミューガイドブック『山中湖村 山中湖編』は、
山中湖情報創造館 ライブラリー・ショップにて販売中です。
一部200円
[PR]
by maruyama_takahiro | 2007-12-30 01:10 | NPO | Comments(0)

NPO法人の事業部制

NPO法人においても、その規模や活動内容を考えると、全体がひと固まりで動くよりも、それぞれのユニットで活動する方が、フットワークが良いのではないか..と、考え始めている。NPO法人によっては、研究会や委員会制度をとっているところや事業部制をとっているところなど、様々である。それぞれの研究テーマや活動内容を深めるためには、比較的小さなユニットで活動してはどうだろうか。

さしずめ、僕たちは「山中湖情報創造館事業部」とか「指定管理者事業部」というのはあまりにもダイレクト過ぎて下請けっぽい印象が拭えないので、そうだな...「ライブラリー事業部」なんてのは、どうだろう。

NPO法人地域資料デジタル化研究会 ライブラリー事業部
デジ研ではすでにアーカイブ作成班というユニットが活発な活動をしているし。

この考え方は、いいかもしれない。
将来的には、ミュージアム事業部とか地域コンテンツ事業部、ワークショップ事業部(教育普及事業部)とか...増えていくと楽しいなぁ。
[PR]
by maruyama_takahiro | 2007-12-28 00:35 | NPO | Comments(0)

企業のようなNPO、NPOのような企業

日本の家族経営の中小企業では、株式会社であっても配当よりも従業員の雇用を大切にする。広告などをみると「社会に貢献」とか「地域に還元」などと掲げているところも少なくない。そういう企業はまるで、「NPOのような企業」といえるだろう。

一方、NPOの中にはまるで会社経営のように手腕をふるっているところもある。利益追求よりも地域社会への貢献や社会的課題の解決に向けているののだが、反面職員の雇用に対しては、ちょっとクールなところがある。

以前、努めていた会社の経営者に聞いたことであるが、業績が悪ければ役員の報酬を従業員の給与に当てる...なんていうことも伺った。しかも会社であれば雇用する人だけでなく、その家族もふくめて雇用するという感覚すら持っている。この会社は明治41年に創業し、現在は五代目社長が辣腕をふるっている。

今日の社会では、それが崩壊したのだろう。
家族同伴の社員旅行などは、見る影も無く、おかげで有名観光地ほど悲惨な目にあっているらしい。

さて、肝心のNPOだが、NPOはボランティア団体ではないとの認識はあるのだが、実際には企業のようなNPOであることを拒む風潮も少なくない。
[PR]
by maruyama_takahiro | 2007-12-27 14:18 | NPO | Comments(0)

NPOと会社とのコンビネーション

事業が成功あるいは軌道に乗っているNPOをみていると、いくつかの特徴がある。大きく3つのパターン。

・NPO自身が社会起業として、一般企業のような事業を展開している。
・最初に立ち上げたNPOと実行組織としての別NPOを立ち上げて展開している。
・NPOとパートナーとなる企業とのコンビネーション

僕たちに足りないものがあるとすれば、事業主体としての自主的な活動(請負/外注的な活動はありますが...継続性に難有り)なのだと思う。

そこで考え得るのは
1.NPO自身が社会起業として、一般の会社と同じような事業主体となる。
  例)NPOスペース・ふう リユース食器のレンタル事業
2.実行部隊としてのNPOを別途立ち上げる。
  例)NPOフージョン長池NPOフュージョン
  例)NPOホールアース研究所ホールアース自然学校
3.パートナー企業を見つけるか、NPOの子会社(?)を立ち上げコンビネーションを図る。
  例)株式会社TRCNPO図書館の学校

ということになるのかもしれない。

最近、特に気になるNPOである「つなぐNPO」。ここの理事長さんは、「ほんほん堂」という印刷製本所の店主でもある。こういう戦略があったとは....と、関心しっぱなしです。

 ・やんばる国頭村 まちミューぶろぐ 
[PR]
by maruyama_takahiro | 2007-12-26 09:00 | NPO | Comments(4)