カテゴリ:NPO( 63 )

御用NPO/パラサイトNPO/下請けNPO

(...むしろ独り言です...)

前の投稿で、いただいたコメント。
ご批判は素直に伺いたいと思いますが、耳が痛い...どころではない。

今まで、指定管理者の話をさせていただく場面で、「官製NPO」については批判して来た。以前参加していたNPOは、行政の方が立ち上げたNPOだっただけに、その実体を間近にみて、官製NPOが指定管理者になった場合、ほぼ確実に下請けNPOになってしまうことを実感してきた(行政からみれば、下請けをするNPOが存在することは都合がよいらしく、NPOであれば実体は下請けであっても“市民と協働”と言えるのだそうだ)。

それに比べれば、デジ研は民間で立ち上げてきたし、指定管理者制度が始まる前から『図書館の民営化論』を掲げて来た理事長がいる。

しかしここで「御用NPO」とか「パラサイトNPO」などと指摘されるとは思っても見なかった。反論もしていきたいのだが、確かに過去の収入の多くは行政からの受託したきた仕事が多いのも事実。自前で稼ぐ自立したNPOというのは、やはり無理なのだろうかと真剣に悩み始めている。
以前にも、指定管理者の話をする中で、ある方からおたくのNPOは「下請けNPO」ではないか...というご批判もいただいたことがある。確かに年間の総事業に占める行政からの収入は少なくない(いや、今年度でいえば殆どである。しかも一自治体から)。

これを良しとするか、脱却し自立を目指すかは、大きな分かれ道だ。

僕たちに、実現したい大きなミッション(プロジェクト)があり、それに莫大な資金が必要で、そのためには外注や下請け仕事を受けてでも利益を上げて、その利益をつぎ込んで自分たちを達成していこう...という気構えだけは持っていたい。

(これはあくまでも独り言です)
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by maruyama_takahiro | 2007-12-25 09:01 | NPO | Comments(0)

外注か下請けか、それが問題だ....って、そうなのかなぁ?!

とある提言書に関する、とある会議を、とあるクリスマスイブのよるに、とある場所で開催した。
まぁ、提言書は提言書として落ち着くところに落ち着くので、あとは提出をするばかり。

それよりもNPOのこれからの根幹に関わる問題提起をさせていただいたのだが、結論としては、NPOは「(行政の)外注になるか下請けか」なのだということになった。

どちらにしても、自前で稼ぐこととは、ちょっと違うような気がする。誰かに頼まれてそれを作ることはもちろん否定するものではないのだが、行政の外注になるか、行政の下請けになるか(正直僕には区別がつかないのだが...)、少なくともNPO自身が自主的に活動し、自主的な活動から資金を調達していくことは、今のNPOでは不可能(できない)と言われてしまったような感じ....。
社会起業としてのNPO法人って、夢のまた夢なのだろうか...って、真剣に悩んでいる。

クリスマスイブの夜にしては、ちょっと悲しく残念なプレゼントでした。
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by maruyama_takahiro | 2007-12-24 22:53 | NPO | Comments(2)

ICT山梨地域セミナーin笛吹 開催

大小のアクシデントはあったものの...なんとかこのイベントを完遂することができました。

ICT山梨地域セミナーin笛吹
《ICTが拓く地域コンテンツ共有の時代へ》
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詳しいレポートは、また後ほど書きたいとおもいますが、まずは皆様ありがとうございました&お疲れさまでした。基調講演、事例発表をいただいた講師の方々、関東ICT推進NPO連絡協議会の皆様、デジ研の皆様,会場となったホテル古柏園の女将、支配人、スタッフの方、そしてなによりも、このセミナーにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。まだ、清算処理が残っていますが...基本的にトントンでできたと思います...たぶん。

すでに、このセミナーの参加者さんが、ブログに記事を書いていただいてます。早!
 ・地域コンテンツの共有と活用 アイシティ甲府

私たちは、地域メディア、市民メディア、デジタルアーカイブ...等々のコンセプトからほんのちょっとだけ進めて「地域コンテンツ」に注目したとき、そこにはまだまだ未開の地平が広がっていることに気がつかされます。

さて、次は今回のセミナーを深めるためのワークショップを開催します。
ご興味、ご関心がありましたら、ぜひご参加下さい。
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ワークショップとありますが、ショートセミナー&ワークショップ&ディスカッション&お楽しみ会(?)です。第一回のワークショップでは、今回開催したセミナーを出発点とし、デジ研...というよりも丸山自身が何を考えているかを、ちらっとプレゼンし(先日のマルチメディアエキスポより濃いです)、お集りいただいたみなさんとワークショップをおこないながら、ディスカッション&お楽しみ会...にしていきたいと思ってます。

「地域コンテンツ協会」という団体の設立も考えてない訳ではないのですが、それよりなにより超・わがまま・知りたがり集団をつくりたい。図書館風にいえば、レファレンスサービスを提供するレファレンサーではなく、そのレファレンサーに無理難題を押し付けるスキルを持った集団...のイメージ。レファレンスのテーマをあれこれと、よくそんなことまで思いつくなぁ...と、言わしめることができるスキルを持った集団だ。そんな集団が作れたら、僕の思いは半分以上成功したようなもの。でもね「知らないものを欲しがる」って、実はとってもと難しいのですよ。
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by maruyama_takahiro | 2007-12-01 01:02 | NPO | Comments(1)

誰が本気でNPOの経営に取り組むのか

確かに、経営基盤は弱いかもしれない。
 しかしながら、NPOといえども誰かが本気で経営に取り組まなければならない(...と、思うのだ)。少なくとも理事会は意思決定機関であって実行部隊としては機能を望むものではない。
 これは、お願いしてできるものではないのだが、やはり現状をクリティカルとらえて、反省すべき点やカイゼンすべき点を発見し、解決に向けた取り組みをしなければならない。

 理事のみなさんは、それぞれ本職/本業があるので、NPOの活動はパートタイムになるのは当然なのですが、だからこそ一層、NPOの仕事を本業とする経営者を確保する必要があるのではないだろうか。
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by maruyama_takahiro | 2007-11-23 12:04 | NPO | Comments(2)

NPOのCEO(最高経営責任者)

NPOにおいて、最高経営責任者CEOに相当するのは、会長でもなければ、代表理事や理事長という役職ではない。役職としての最高経営責任者は事務局長なのである。

国会でいえば衆参両院の議長が国会という意思決定機関の長であり、実行組織である政府の最高経営責任者は内閣総理大臣なのである。
国連で言えば、安全保障理事会等の理事会は意思決定機関であり、実行組織は国連の事務局の国際公務員らであり、その最高経営責任者は国連事務総長なのだ。

そのあたりのことが、NPO法人では理解されていない。
事務局長、事務局スタッフを充実させ、実行組織をつくることができなければ、NPO法人の経営はできない。ましてやミッションなどを継続することも不可能になる...と思うのだ。

事務局職員を確保するためには、それなりの給与体制をつくらなければならないのだが、中には無給で事務局のボランティアスタッフとして参加してくれる人もいるだろう。まずは、会員を増やしながらそういう意思をもった人たちを確保するところから、はじめなければならないのかもしれない。
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by maruyama_takahiro | 2007-11-03 10:33 | NPO | Comments(0)

前線と兵站(NPOマネジメント)

NPOのミッションを遂行する最前線のチームがある。そこに対して必要な物資や資金を調達する兵站(ロジスティクス)が切れれば、前線は消耗するだけだ。現地での調達にも限界がある。

おかしな例かもしれないが、あの戦争の時も、最前線での戦死者の多く(およそ3/4)は、戦闘(ミッション遂行)ではなく、病気と餓え(補給の途絶)だったと伝えられている。

...その教訓はNPOの経営においても、活かさなければならない...と、思う、切に思う。
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by maruyama_takahiro | 2007-10-30 12:46 | NPO | Comments(0)

青空文庫

こういう記事を読むたびに、自分たちはどうだろうか...と、考えてしまう。

 ・電子図書館・青空文庫が10周年 善意と完成度のはざまで 中日新聞

10年前って、1997年、富田さんが45のときにスタートしたんだ。
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by maruyama_takahiro | 2007-10-29 14:02 | NPO | Comments(0)

持続可能なNPO経営を考える

前回の投稿からいろいろと資料を調べはじめている。
その中でわかりかけたのは、NPOの持続性を左右するのは、理事や理事会というボードメンバーもさることながら、そのミッションを実行する事務方をどう構築していくか...に、すべてがかかっているといっても過言ではないと思えて来た。
言い方をかえれば、
その使命を達成するための『事務方をつくる』ために理事会は存在している、と。

この大原則がわかれば、NPOの経営はいうほど難しくはない。
むしろ、営利企業向けに書かれているすべての経営学/経営論が適用できるからだ。
つまり、会員総会を株主総会に、理事会を役員会に置き換えれば、事務局長こそが社長であり、事務方職員がいわゆる社員(株主用語ではなく一般的な「従業員」という意味で)だ。ボランティアで参加する人たちはある意味で顧客であり、ある意味でエバンジェリスト(誰に頼まれる事無くMacを進める人たちのように)だ。

 逆をいえばこの事務方を作る事ができなかったNPOには、持続性は...ない...だろう、たぶん。
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by maruyama_takahiro | 2007-10-25 15:32 | NPO | Comments(0)

NPO(非営利団体)は、事務方が命!

NPO活動をしている中で、理事会や例会などを開催して、いろいろなアイデアが出るにも関わらず、結局は...

 「それは、誰がやるの?」

ということで、担当者が決まらずお流れになることが少なくありません。
実はこれは大きな勘違いであり、非営利活動を停滞させる一因(最大の原因)なのですが、理事会はあくまでも意思決定機関であり、実行集団ではありません。
国連のような規模でも、財団法人でも、任意団体であっても、実行に移すのは事務方なのです。NPOの中には理事長や理事が事務方を兼任しているところもありますが、それでも実施においては事務方として仕事をするのだそうです。

というわけで、NPOのミッションは、理事が意思決定をし、事務方がその意思をうけて実施する。もちろん事務方は団体に雇用されるか、事務方ボランティアとして参加することが前提です。

ということで、事務方の仕事は、なによりも有給/無給を問わず、実行部隊である事務方スタッフの体制づくりになるのではないでしょうか。

一般企業でいえば、理事は役員、事務方が一般社員なのですからね。
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by maruyama_takahiro | 2007-10-25 00:02 | NPO | Comments(0)

NPOはタレント事務所にはなれないのか...

今回の一件で、自分自身のことながら、個人としてNPOとの関係の在り方を考えています。例えば、タレント事務所と所属タレントみたいな関係はできないのかなぁ...なんて。
もちろん、事務所は営業したり、マネジメントしたり...ということはありますけどね。

これからの図書館、あるいは社会教育施設において、司書、学芸員、社会教育主事、その他の職種や技能を持っている人材の育成ができる環境をNPOがつくっていく...そんなイメージ。

どうでしょう。
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by maruyama_takahiro | 2007-10-22 05:27 | NPO | Comments(0)