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「情報」とは、「情況報告」である。

これは、私の持論です。
「情報」という言葉は、森鴎外による造語/訳語という説があるが、なぜ鴎外は「情報」という言葉を作ったのだろうか...と考えたことがある。

森鴎外は、文豪であると同時に医者でもあった。しかも従軍の軍医殿である。
そもそも、Informationという言葉は、戦争によって誕生した。敵の様子を伝えたものが、Information なのである。この戦争用語を、軍医であった鴎外は、偵察から帰ってきた斥候(せっこう)の言葉に、ハタと思いついたのである。
「情況報告! 敵ハ●●丘ニ潜伏セリ」。そうか、情況報告と Informationは、同じ意味だと。しかも軍隊ということころは、4文字以上の熟語は短縮する傾向がある。
そこで、「情況報告」が略されて「情報」となったのである。
文豪である鴎外も、「情けに報いる」とはなかなかしゃれとる...とおもったかどうか。
ちなみに、広辞苑を引いていただきたい。「状況」と「情況」は、同意語である。

と....そんなシーンを想像しているのだが、真実はいかに....
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by maruyama_takahiro | 2004-05-27 20:42 | 日々是電網 | Comments(1)

変革の世紀

山中湖情報創造館のWebサイトから、蔵書の検索ができる。

「メディアリテラシー」について検索しているうちに、『変革の世紀』を見つけた。これは、NHKスペシャルで放映された内容を本にしたものだが、放送そのものは、直接見ていないだけに、これは読んでみよう!と思い、そのWebページからテストもかねて、Webページから予約してみた。

 この『変革の世紀』だが、当時のあいまいな記憶をたどれば、テレビ番組とWebサイト。そして視聴者からの投稿(とその連鎖による樹のイメージ)などがあったように思うが、本では、視聴者からの部分は収録されず、番組としての内容をテキストで定着させているものであった。実はこのことがとても重要だと感じている。テレビ放送は、言ってしまえば放送しっぱなし。再放送はあるものの、ビデオやDVDなどのパッケージになるものは、人気のあったテレビドラマくらいなもので、あとはたまたま誰かが録画していなければ、見る事はできない。それを本(文字や写真/図版を紙の上に定着したもの)になることは、ある形態を変えたアーカイブとも言える。

 最近では、同局の「プロジェクトX」シリーズが、テレビ放送/小説版/コミック版/ビデオ版/DVD版と、かなりメディアミックスとして展開しているが、ごくごく希少な事例である。

 さて、同書を読んでおもうのだが、最初は小さな個人の想いが、やがて大きなムーブメントとなって、時代を変えつつあるんだなぁ、と感じる。市民活動、NPO、知識や情報の共有とそれを支えているインターネットと様々なIT技術。同時多発的に世界のいたるところで、タケノコのように芽をだしている。
この山中湖情報創造館も、そのムーブメントのひとつとして位置づけられる。
山中湖村とNPO法人地域資料デジタル化研究会。そして館長以下現場のスタッフたち。図書館としてはまだまだよちよち歩きをはじめたばかりではあるが、毎日毎日ちょっとずつ成長しているなぁ、と感じるのである。

 今日は雨。
 あいにくの雨...というよりも、雨後の新緑が目にまぶしく映る季節なのである。
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by maruyama_takahiro | 2004-05-10 07:51 | 山中湖情報創造館 | Comments(1)

もう、5月...

山中湖情報創造館が、4月の25日に開館して、あっと言う間に10日がすぎてしまった。いや、まだ10日しか経っていない...というべきかもしれない。いろいろなことがいっぺんに起こったようで、毎日目の前の仕事を処理していくのに、ヒィヒィ言っているような状態である。他のスタッフから見れば、丸山さんはどことなく飄々とした風に見られるかもしれないが、それは「演技」である。これでも結構、緊張しているのだ。

この10日の間に、すでに何日も足を運んでくれる利用者の方がいらっしゃる。言ってみれば、「ファースト・リピータ」の方々である。図書館ができることを、今か今かと待ちわびていた方たちだと思うが、これが一般の方だけでなく、すでに小中学生にも、ファースト・リピータがいるのである。本当に、うれしいことだと思う。こうした人たちの、「口コミ」が、着実に利用者を増やしていくものと、感じている。

山中湖情報創造館は、この連休中も無休で開館している。日曜日の2日だけが午後7時閉館で、あとは午前9時30分から午後9時まで、開館している。

雨の山中湖を眺めながら、読書三昧...なんてリッチな時間の過ごし方であろうか。

ひとまず。
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by maruyama_takahiro | 2004-05-04 22:46 | 山中湖情報創造館 | Comments(1)