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なんでいま、R.O.D ?

R.O.D オフィシャルアーカイブ

ポストメディア編集部 / 一迅社


…う〜ん、それにしても何故に今時になって、R.O.Dが出てくるのやら…

今の職場ですでに7年目に入っている。これまでNPOの正規の職員やアルバイト雇用で採用した中で、とある方が「丸山さん、これ知ってます?」って教えてくれたのが、このR.O.D。

図書館戦争なんかよりも、はるかにおもしろいし…何よりも「紙使い」という言い方がいいね。

それにしても…前にも後にも…そんな風に、僕の知らない世界を僕に教えてくれた人…って居なくなっちゃったなぁ…。
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by maruyama_takahiro | 2010-06-27 23:29 | まるちゃんの趣味 | Comments(1)

デジタルアーカイブに取り組むための動機づけ

NPOの活動として、地域資料のデジタル化や図書館・博物館等の学習施設における情報化やサービス…などに取り組んできて、すでに…一昔くらいにはなる。

その中でも、ここ数年来気になっているのは、「デジタルアーカイブの目的」について…やはりそのものの言い方が、とても気になっている。…と、いうのも… どこか「私の事の外側の出来事」的な感じがしてしまうこと。学術的/文化財的なデジタルアーカイブを否定するわけでもなく、ましてや貴重書や美術品や重要な文化財のデジタル化を否定することでもなく…それはそれとして取り組めばよいことなんだけど、それ以上に…

 私事のデジタルアーカイブ

に、もうちょっと注目してはどうだろうか…と、思うのです。

昨日、父の四十九日法要を執り行いました。
その際、こんなことを行ったのです。

 ・iPadに父の昔の写真から今年の写真を入れて、スラドショーにして飾った。
 ・プロジェクタで、スライドショーやフォトシネマを見ていただいた。
 ・46年前の集合写真をみんなで見た

等々。デジタルアーカイブとしては、極めてプライベートな/一族的な内容であるにも関わらず、それはとても大切な時間になったように…,僕は感じたのです。

デジタルアーカイブは、未来の…50年だとか100年だとか、そういった遠い未来のためだけにおこなうものではなく、むしろ今生きている私たちのために、役に立つものでなければ…と、考える様になってきています。誰かの笑顔や懐かしさや話題の提供や…ひいては「これまで生きてきたことに対する肯定感…とか」

 今まさにケータイやデジカメで撮影している写真もそう。
 デジタルビデオカメラで撮影した動画もそう。

すぐにでも、家族の誰かのために喜んでもらえる…そんなアーカイブのあり方。
すぐ近くの誰かの笑顔のために、ほんの少しだけ手間をかけて、デジカメ写真をアーカイブ化すること…

たぶん、そんなことが「デジタルアーカイブに取り組むための動機」になっていくんじゃないかな。

繰り返すけど、なにも貴重書や美術や文化財などのデジタルアーカイブを否定するものではなく、それも大事だけど…今、誰かの笑顔のためのデジタルアーカイブがある…と、いうことにも、気がついて欲しいのです。

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親戚一同の話題になった昭和39年に撮影した集合写真。
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3歳の丸山高弘と母と弟。

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by maruyama_takahiro | 2010-06-27 09:33 | DigitalArchives | Comments(2)

図書館でデジタルアーカイブ…おススメの2冊

貴重書デジタルアーカイブの実践技法―HUMIプロジェクトの実例に学ぶ

樫村 雅章 / 慶應義塾大学出版会

本書には、デジタル化技術の基礎から「グーテンベルグの聖書」のデジタル化するプロジェクトの詳細が描かれている。いわゆるアカデミックな現場でのデジタルアーカイブの『実践』を描いた貴重な内容。

昔の映像・音楽・写真をデジタル化する方法

村上 俊一 / 翔泳社

こちらはアカデミックというよりもきわめてポピュラー(一般的)なデジタル化の様々な技法が書かれている本。映像、音楽、写真を中心とした誰もが手元にあるパソコンを使って、どのような周辺機器をそろえ、どのようなソフトウェアを使えば良いのか、かなり詳しく書かれている。

公共図書館は、都道府県立から市町村立まで規模の大小がある。地域資料のデジタル化/図書館資料のデジタル化にかけられる予算も限られているものと思われる。そのような中で、いかに限られた予算の中で最大の効果を上げることができるか…などを、この2冊を読むことで《どのあたりのデジタル化が実現可能か》を考える目安になるように思う。

国立国会図書館の資料のデジタル化がいよいよはじまり、公共図書館における資料のデジタル化が現実のものとして始まりました。図書館は無料貸本屋…と揶揄される時代は、もうそろそろ終わりを告げ、ICT (情報通信技術)を一層活用した『知の活動拠点』となるよう、現場のノウハウを蓄積していきたい。

※ ぼくもたぶん、そのうちに…。
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by maruyama_takahiro | 2010-06-24 22:11 | これからの図書館 | Comments(0)

iPadからの入力

この投稿はiPadから入力しています。
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by maruyama_takahiro | 2010-06-16 16:41 | 日々是電網 | Comments(1)

学校図書館と公共図書館との連携には「日本版インフォメーション・パワー」が必要。

インフォメーション・パワーが教育を変える!―学校図書館の再生から始まる学校改革

アメリカ公教育ネットワーク / 高陵社書店



いつまでも、子どもの読書推進読書感想文ばかりの現状に、ちょっとばかりうんざり感。もちろん、読書も大事なんだけど、それよりもっと根本的に子どもたち(いや、たぶん大人たちも)にとって、身につけなければならない素養(リテラシー)がある。
残念ながら、学校図書館も公共図書館も…自分事にはできていないみたいだ。

日本における「情報」教育はどちらかといえば、コンピュータを利用する…いわば《理系》。本来、いわゆるメディアリテラシーは国語に含まれ、こっちは《文系》。こんな風に分かれてしまったことが、不幸のはじまりなのかもしれないが、それを嘆いていてもしかたがない。

米国ではすでに1980年代後半から、コンピュータ利用教育に限定しない「情報の利活用能力向上」のための指針として「インフォメーション・パワー」が公開され、それに基づいた教育が実践されている。

特に、学校図書館をメディアセンターと位置づけ、学校司書がメディアリテラシーを担う専門家としても位置づけられている。

学校図書館と公共図書館が、今後なんらかの連携や協力体制をつくるにあたっては、そうした根っことなるような目標設定をふまえたうえで、それぞれの役割分担をはたし、結果としてこの国の将来を担う子どもたちが、情報利活用能力を向上させていけたら…と、願っているのです。
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by maruyama_takahiro | 2010-06-05 12:15 | これからの図書館 | Comments(1)

図書館員が求めるデジタル系/ネット系スキル

図書館振興財団の平成22年度の助成金をいただくことになりました。
とある図書館スキルアップの団体を設立し、この助成金によってパワフルな活動を始めることとなりました。ひとつは、ギークな図書館員の育成とネットワークづくり。もうひとつは日本の図書館員全体のデジタル系スキル/ネット系スキルの底上げ的向上。

そこで…なのですが…

僕たちが考えている、図書館員にとって必要と思われるデジタル系スキル、ネット系スキルのトレーニングプログラムはある程度考えてるのだけれど、現場で働く方々から見てどんなスキルを身につけたいか…を聞いてみたい。

あなたが日々の図書館の仕事の中で感じている、
こんなデジタル系スキルがあったら、こんなネット系スキルがあったら…私が提供する図書館サービスは数段レベルアップするのに!

と言う内容を、ぜひ教えていくださいな。
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by maruyama_takahiro | 2010-06-04 23:59 | これからの図書館 | Comments(0)

今年の電子書籍は、たぶんまだ前座でしかない。

とりあえず、なぜか「電子書籍元年」というそうだが…
iPad上の電子書籍などをみまわしてみても、まだ日本語書籍の登場しないKindleの電子書籍をみても…まだ、前座の域を出ているものではない。

今回の電子書籍元年

 見習い: とりあえず、ページを画像あるいはPDF化し、デジタルデバイスで表示できる。

 前座1: PDFの場合、検索可能なテキストが埋め込まれている
 前座2: 文字がテキストデータで、検索・文字の拡大縮小・読み上げなどができる。
 前座3: 文字や写真だけでなく、動画や音声、アニメーションなどを含む。

 二つ目: 電子雑誌や電子新聞などで、バックナンバーを保存することができる。
 二つ目: 電子書庫内のコンテンツを串刺しで検索できる。
 二つ目: 参考文献や引用リストから、元の文献を呼び出すことができる。
 二つ目: テキスト、写真など記事のクリッピングができる。

 真打ち: 電子クリッピング、電子スクラップブックと連動(権利情報を持ったコピペ)
 真打ち: 電子クリッピング、電子スクラップブックと連動したコンテンツ作成環境
 真打ち: 新しいドキュメントの再流通と課金の還元(著者および引用元への還元)

電子書籍は、電子書籍で終わるのではなく、再編集され新しい付加価値のあるコンテンツづくりのための[素材]として機能することができなければ、真打ちとしての電子書籍のレベルにはならない。僕はそう思っている。
そのためには、まずは[デジタルデバイスに載せる]ことが必要。今年はたぶんそういう『元年』

 
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by maruyama_takahiro | 2010-06-04 11:10 | 日々是電網 | Comments(0)

情報・知識・物語をテーマにしたスーパーマーケット

「これからの図書館」に対して持っているイメージです。

人々が行う様々な[知的活動]は、実は[食事]をメタファーとしてとらえることができる。肉体をつくり活動のエネルギー源となる食事に対して、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触角などの五感から得られ
[情報・知識・物語]を、自分の記憶や行動を決定する決断などに用いる。

図書館情報学の世界においても、インターネットの進化においても、ある一定の進化の過程がある。大量の情報を目の前にしたときに、人々がとる行動は、

 1.分類:(同)類で分ける
   図書館的にいえば、十進分類法。インターネットではYahoo!が世界を分類した。

 2.検索:(内容を)策して検する
   図書館的にいえば、目録カード、インターネットではGoogleが世界を検索可能にした。

 3.編集:(内容を)集めて編む
   吸収した知識をもとに、自分なりの思考を論文やレポート、なんらかの出力としてまとめる。インターネット上では…たぶんこれから登場してくる。

上記における[検索]と[編集]の間に、たぶん[収集]の時代があろうかと予想するが、それも[編集]が前提の収集と考えているので、[編集]にまとめたい。

そして…
 この[編集]という作業は、料理に似ているのだ。

【…つづく…】
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by maruyama_takahiro | 2010-06-03 10:05 | これからの図書館 | Comments(0)