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Code4Lib JAPAN lift off!

Code4Lib JAPAN 代表の丸山です。

ほほほ、ついにその日が来ました。
今日8月28日は、図書館がデジタル技術に大きく一歩前進する日となります。

これまでにも、図書館員を対象としたデジタル系/ICT系のスキルアップのための取り組みはたくさんありましたが、ここまで実践的で、ここまで持ち帰り即サービス開始(場合によっては上司の決裁が必要ではありましょうが…)となる、実践的スキルアップを目指す集団はなかったように思います。

私たちは、日本の図書館にICT技術を担える人材を増やしていく事で、とかく諸外国の図書館から何年、何十年も遅れている…と指摘されがちな日本の図書館に対し、いやそうじゃないんだ。スキルを持っている人材も居るし、ちょっと背中を推してあげれば大きく成長する人材も決して少なくないんだ…ということに気がついたのです。

そのための団体を組織しよう、孤軍奮闘している人たちをネットワークし「一人じゃないんだよ」感をもって日々の業務にいそしんでもらおう。そしてまた、普通にウェブにあるサービスも図書館に取り込めばコストもかけずにこんなことまでできるんだよ〜を体験/体感して欲しい。さらに図書館の管理職の方や上層部に対しても、あまたある民間のインターネットサービスを公的機関でも取り入れても大丈夫。と言って上げたい。

ぜひ、私たちの活動に注目してください。
そして、一緒にこの日本の図書館を、ICTで変えていきませんか?

ランガナタンは言いました。
「図書館とは成長する有機体である」と。であるならば、こうも言えるのではないでしょうか。

 「成長する有機体でなければ、図書館とは呼べない」

…と。

Code4Lib JAPAN Lift Off。デジタル情報の最前線へ。
8月28日(土)14時より品川にて開催します。
http://d.hatena.ne.jp/josei002-10/


もちろんUSTREAMによる中継もあります。
http://ustre.am/n2vL

twitterアカウント
http://twitter.com/code4libjp

ハッシュタグは #c4ljp です!

※Code4Lib JAPANは、財団法人図書館振興財団 平成22年度助成事業に採択されました。
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by maruyama_takahiro | 2010-08-28 00:49 | これからの図書館 | Comments(1)

コンテンツの3つの形態

メディアとコンテンツについて書いた…ついでに書いてみる。
今日は、コンテンツの3つの形態がある…ということ。

結論から言えば、コンテンツには以下の3つの形態がある。

 情報:知的コンテンツの中でも一番シンプルな形態。
 知識:複数の情報から、新しい価値をうみだす形態。
 物語:多種多様な情報や知識をつなぎながら表現する極めて寛容なコンテンツの形態。

ということができる。

【情報】
情報とは情状報知の略語である。これは僕の自論ではあるが、ここでは情報を極めてシンプルなコンテンツの形態と捉えている。出来事を見たまま、聞いたまま…そこには解釈や判断は含まれない。そのまんま。例えば『◯○とは△△のことである』といったような、いわば辞書に掲載されるようなモノコトの記述であると捉えてもいい。そこにあるのは思想や哲学ということではなく、むしろ物事に対する言葉の付与、言葉の定義と割り切っても良いくらい。情状報知的な例を上げれば『敵陣地には、戦車2台、歩兵およそ200人』といった事実のままを表現するコンテンツを指す。

【知識】
複数の情報の組み合わせから、何らかの価値や意味づけなどが付与されたコンテンツ。いわゆる『知恵』というのはコンテンツそのものではなく一種の解法のようなものである。それに比べて『知識』は、『◯◯とは△△のことであり、□□とはこのような関連を持つ』そのことから、「◯◯が__すると△△と□□にはこのような理由で、以下のような影響がある」といったコンテンツ。推論や因果関係などなど、一つひとつの情報を組み合わせ関連づけることによって表現されるコンテンツを指す。

【物語】
情報や知識に比べて、包容力があり表現のバリエーションにかけても群を抜いているコンテンツの形態。多種多様な種類の情報や知識を、ゆるやかに…そして意味や価値や因果関係や、その他多くのことばを用いて表現されるコンテンツ。そこには時間も空間も存在していながら、それらの時空間にすら囚われずに表現できる力強さ(優柔不断さ)を兼ね備える。しかも、論理的につじつまがあわなくても表現としては成立する。

「情報」に関しては地球上のあまねくほとんどの生物は外界からの刺激を情報として受け取り、反応行動をとる。また一部の生物は経験的に学習していることを考えればそこには「知識」があると考えられる。
 しかしながら「物語」となると、これは人間特有の情報行動である。
 物語を語る人、物語を聞く人、それを文字で表現したり、本というメディアに記録され運ばれる。また母から子へ語り継がれる物語もあれば、大自然の声を伝える物語やあの戦争の体験を語り継ぐ物語もまた存在する。

 以前このブログでも書いたことがあるが、データベースのひとつのモデルとして、「ナレーショナル・データベース」もいずれ出てくるのでは?と書いたことがある。従来のデータベースではあまりにも、データベース構造(フィールド)が重要である一方で、情報相互の関連づけ(つながり)を表現できるものではなかった。それに対して「ナレーショナル・データベース」は、物語をデータベース化できるシステムとしてイメージしている。
 リレーショナルデータベースが、各種マスターとなるテーブル構造を主キーで関連づける。同一テーブルには同一形式のデータを何万件も入れる事ができても、別のテーブルをその中に含めることはできない。それに対して「ナレーショナル・データベース」は多種多様な情報を関連づけながら記述することで、柔軟なデータベース構造をつくることができる。

 物語の持つ柔軟性、フレキシビリティもさることながら、人間は小さいうちから物語を欲し、本を読んでもらいながら、テレビや映画を見ながら…そのような「物語を摂取」していたりする。人から「物語」を取り上げたら生きてはいけないだろうな…と、思えるほど。

というわけで、コンテンツには「情報・知識・物語」の3つの種類がある。
これは、将来の図書館が「本」といった物理的な物体を扱う館から、メディアという言葉を取り入れた後に、コンテンツセンターとして機能するための基本的な考え方になる。

繰り返しになるが、あえて書き留めたい。

 「物語とは極めて柔軟に情報・知識・物語を組織化できる情報組織法である」

と。
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by maruyama_takahiro | 2010-08-22 01:13 | 日々是電網 | Comments(0)

メディアとコンテンツ

メディア=媒体…訳語の中には、霊媒などというのまである。
メディア論的に語れば、図書館は「書籍」「雑誌」「新聞」「CD」「DVD」「ビデオ」などは、すべてメディアである。

そのメディアに対して記載/記録され再生可能な内容(中身)を、コンテンツという。
図書館は、どうもメディアとしての「本」には関心があっても、実は中身のコンテンツに関しては、まだまだ無頓着すぎるきらいがあったりする。

肝心の図書館検索システムであるOPACも、メディアを対象としているので、本は探せても中身までは探せないのである。

僕は、メディアとコンテンツの関係を、料理に例えることがよくある。

料理に例えると、メディアはお盆食器のような存在だ。それに対してコンテンツは料理そのものという事ができる。ここだ大事なことは2つ

 ・人が食べるものは、メディアではなくコンテンツである。
 ・メディアは、いわば料理のスタイルといってもいい。器や配膳スタイルなどもメディアになる。

図書館は、その長い歴史の中で[コンテンツ]を記録した[メディア]を軸としてきたが、僕のイメージではこれからのデジタル社会の中の図書館では、むしろ「コンテンツ」に主軸を移した展開が必要なのではないだろうか…なんてことを考えていたりする。

…そして、コンテンツには大きく分けると、三種類の形態があることが…僕の研究(?)でわかってきたのだ。
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by maruyama_takahiro | 2010-08-19 22:01 | ひとりごと... | Comments(0)

Narrational Database (ナレーショナル・データベース)

ひとまず、コンセプトとして。
リレーショナル・データベースからナレーショナル・データベースへ。

図書館員は、もうちょっと「物語の持つ力」に気がつかなければならない…と、思うよ。
本の専門家ならば、書店にも、取次にも、ブックカフェやブックコンシェルジュなどすでにたくさんいます。新刊書や人気のある本に関しては、書店や取次にはかないません。
図書館人はもっと本質的な存在…すなわち、「情報・知識・物語の専門家」を目指す必要があるんじゃないか…と。

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by maruyama_takahiro | 2010-08-09 12:45 | 日々是電網 | Comments(0)