MITメディアラボの副所長 石井裕氏のセミナーをYouTubeで見ていた。
そこでの話題に触発され、タイトルにある言葉(コンセプト)を考えている。 (9分10秒後あたり) 図書館を叡智の絵の具箱とし、そこから「叡智のパレット」に色を並べ、自分自身の絵を描く。 これはたぶん、次にくる大きな波。 Yahoo! が世界を分類し、Googleが世界を検索可能にした。そして次に出てくるのは「世界を編集可能にする者」だ。 図書館という存在は、インターネットの先行種である…と、僕は思っている。 だからこそ、図書館はその所蔵している叡智の絵の具チューブである[本]から必要なところを、自分の叡智のパレットに出し、他の叡智や別の素材と混ぜ合わせたりして、自分自身の創作を行う。これがすなわち[編集]である。 さらに、その創作物が、何らかのカタチで市場に還元され…ひとつの大きな叡智の循環が完成する…と、そんな事を考えているのです。
by maruyama_takahiro
| 2010-04-24 15:14
| 日々是電網
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