リゾート再建の雄、星野リゾートのミッション
日本の観光をやばくする それにあやかって(ただのパクリです、ごめんなさい)、僕たちはこんなミッションを掲げてみたい。 まずは、日本の図書館をやばくしよう ひょっとしたら、その未来において特に日本では「図書館」と呼ばなくなるかもしれない…英語表記ではLibraryのままだとは思いますけどね。 ※そのくらい「図書館」の意味範囲の狭さに比べ「Library」の意味範囲は実に広い。プログラミングの世界でもLibraryは使うし、素材集などの世界でもLibraryはあたりまえに使うほど…言語の意味範囲は広い※ さて、Twitterで僕は恐れ多くも、その当のご本人 星野さんのアカウントに こんな質問をなげてしまった。そしたらなんと、お返事をいただいだのです。そりゃもう嬉しくて感激ですよ。 ---- 以下時系列 --------- @skier1960 僕はいま公共図書館を指定管理者として任せられている民間のNPOの職員です。現場にて「(僭越ながら)ここで星野さんなら何をするだろうか…」を考えながら仕事をしていますが…うまく思い浮かびません。もし星野さんが公共図書館の再建に取り組むなら何をどうしますか? @skier1960 公立図書館は年々公費による予算が削減さています。図書館法により入館料や資料利用の対価をとることもできません。指定管理者制度は[経費削減(実際には公費支出削減)]と[サービス向上]を両立させていかなければなりません。公共施設経営で思いっきり悩んでいるのです。 @maruyama3本需要が減少傾向、電子書籍も参入。公費予算減少はニーズ減少に対する正しい配分変化かもしれない。マーケティングマイオピアの概念が参考になるかも。図書館の使命は貸すことではなく、広めること?使命のために意義ある新しい役割があれば予算増にならざるを得ない。 @skier1960 ありがとうございます。こんなに早くお返事がいただけるなんて感激です。事件簿も教科書も連載時から拝読しておりますが…なかなか公共図書館への応用ができない状態です。星野さんからのメッセージで、まだまだ楽しみながら頑張れる力がわいてきました。ありがとうございます。 RT @skier1960: @maruyama3本需要が減少傾向、電子書籍も参入。公費予算減少はニーズ減少に対する正しい配分変化かもしれない。マーケティングマイオピアの概念が参考になるかも。図書館の使命は貸すことではなく、広めること?使命のために意義ある新しい役割があれば予算増にならざるを得ない。 maruyama3: 星野さんよりメッセージをいただく。『日本の観光をやばくする』というミッション。ならば僕は…僕たちは『日本の図書館をやばくする』だな。今必要なのは…マーケティングの公共サービスへの応用なのだ。 -------- と言う訳で…今年からの僕らのミッションは、『まずは、日本の図書館をやばくする』にしたいと思います。え、《僕ら》って誰のことか…って。そりゃもう…まだ禁則事項ですぅ。 ※ちなみに…本当に「図書館のマーケティング」に取り組んでいる人っているのかなぁ。公共施設であり、非営利事業であり、公共サービスを提供し、地域の記憶を記録する…等々。で、目的は利益を出す事じゃないんだ…たぶんそれは、[持続可能な公共図書館エコシステム]を作り出すことなんだ…と、僕は思っている。
by maruyama_takahiro
| 2010-04-25 01:10
| これからの図書館
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