本書には、デジタル化技術の基礎から「グーテンベルグの聖書」のデジタル化するプロジェクトの詳細が描かれている。いわゆるアカデミックな現場でのデジタルアーカイブの『実践』を描いた貴重な内容。
こちらはアカデミックというよりもきわめてポピュラー(一般的)なデジタル化の様々な技法が書かれている本。映像、音楽、写真を中心とした誰もが手元にあるパソコンを使って、どのような周辺機器をそろえ、どのようなソフトウェアを使えば良いのか、かなり詳しく書かれている。 公共図書館は、都道府県立から市町村立まで規模の大小がある。地域資料のデジタル化/図書館資料のデジタル化にかけられる予算も限られているものと思われる。そのような中で、いかに限られた予算の中で最大の効果を上げることができるか…などを、この2冊を読むことで《どのあたりのデジタル化が実現可能か》を考える目安になるように思う。 国立国会図書館の資料のデジタル化がいよいよはじまり、公共図書館における資料のデジタル化が現実のものとして始まりました。図書館は無料貸本屋…と揶揄される時代は、もうそろそろ終わりを告げ、ICT (情報通信技術)を一層活用した『知の活動拠点』となるよう、現場のノウハウを蓄積していきたい。 ※ ぼくもたぶん、そのうちに…。
by maruyama_takahiro
| 2010-06-24 22:11
| これからの図書館
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