亡国の元首が、「自衛軍」がどうのこうのと言い始めた。
人類の未来への芽を摘み取ってしまい行為に他ならない。 戦後、憲法9条の元に創設された警察予備隊・保安隊そして自衛隊である。 この組織の持つ可能性は、他国における「軍」とは大きく違うのだ。 これをデジタルとアナログに例えることができる。 10年前のデジタル技術によるコンピュータ・グラフィックスは、解像度も低いし、色数だって少なかった。CGといえばワイヤーフレームで...アナログであるフィルムには到底かなわなかった。だからデジタルはダメでやはりアナログがいい、と言っていた人もいました。が、しかし今日の映画ではそのアナログではできなかった可能性を、デジタルが切り拓いたのです。アナログ技術を周到しつつ、それを凌駕する可能性を持っていたデジタル技術が開花したのです。 僕は、これと同じモデルを、「自衛隊」と「軍隊」に見ています。 現在の「自衛隊」は、他国の「軍」からみたら、憲法9条の名の下、いびつな軍隊に見えるかもしれませんが、だからといって「軍」にしてしまえ..というのは、「軍」にはできなかった可能性の芽を摘み取ることに他なりません。 憲法9条により「軍」は「自衛隊(あるいは自衛隊モデル)」に進化しているのです。この先、人類の未来において、「軍」より出て、「軍」を越える概念(コンセプト)を持って事にあたる組織になる可能性を持った有機体だと思うのです。 この「自衛隊モデル」は、世界人類において大きな可能性を持った組織だと思います。 究極の目的は 『人類の生命と財産を、あらゆる災難から守る』 環境問題は地球規模の天候不順を、それによる自然災害をもたらしています。 闘うべき相手は仮想敵国やテロリストだけではないのです。 そして、おそらくこれら自然災害を含む災難に対して、対応できるのは警察でも消防でもありません。「軍」が、憲法9条によって進化した「自衛隊」が持つ能力が、一番発揮できるのです。 ここで「軍」にすることは、“退化”以外になにものでもないのです。
by maruyama_takahiro
| 2005-02-03 11:06
| 自衛隊
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