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もうひとつの“可編集化”手法 -podcast対応版-

Podcast: 20050711.mp3
もうひとつの“可編集化”手法 -podcast対応版-_a0001068_0123870.gif現実の世界や空想の世界を“可編集化:編集可能な状態にする”ための手法には、『情報化』ともうひとつ『模型化』があります。
 最近コンビニでよく見かける食玩はもちろん、子ども達が遊ぶキャラクター人形やおままごとセットなど、これらは現実を模型化して、いわば『編集遊び』いや...編集するという遊びを行っているのです。実際の部屋のレイアウトを変えることは、とてもたくさんの労力を必要としますが、模型ならばそう難しくはありません。鉄道模型などは、レールを簡単に引く事もでき、線路脇の建物の移動も簡単です。これらはすべて現実や空想の世界を編集可能にする方法なのです。

 模型化には、縮小するものと、拡大するものがあります。例えば立体日本地図などは縮小したものですし、例えば昆虫をスケールアップして模型にしたものも博物館なのでよく見かけます。

このように、現実の世界を“可編集化”するもうひつとの手法とは、「模型化」なのです。
そしてまたこの延長線上に、特撮映画もあります。
※だから僕は特撮映画が好きなのかもしれません....(^_^;

まぁ、模型化したものをいくらいじくり回しても、現実の世界に影響を与えることはありませんが、様々なシミュレーションを行うことはできます。実際に自衛隊なとでは図上演習もさることながら、即席の地形図をつくって、このマッチ箱が敵陣地。この携帯ストラップのキャラクタが見方。この丘をこっちの方から侵入して....などのシミュレーションは日常茶飯事なのです。

 そう思うと、けっこうリアルな食玩も、実は「情報化」と目的は一緒...としてみることができるんですね。
by maruyama_takahiro | 2005-07-11 00:22 | 地域の情報拠点
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