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謹賀新年〜モチベーションの時代

あけまして、おめでとうございます。
2006年がやってきました。今年もよろしくお願いします。

さて、
新年にあたって、昨年末から気にしていたことのひとつに、「モチベーション=動機付づけ」がある。NPOで働いていると、仕事への動機は報酬金額ではなく(まったく無い訳ではないよ)、むしろ仕事に対する...いや、仕事を通じた[社会貢献]が,モチベーションの大きな柱ではあるのですが、これが実に脆いものなのですね。社会から「必要ないよ...」なんて言われたら、それこそ目の前でレンガで積み上げた壁が、ガラガラと音と立てて崩れるような思い...になるでしょうね。

その反面、僕自身の中に、こんなことがモチベーションになるのか...というのもある。
実は、それに出会ってしまったのです。

 どこぞでも書いたと思うのですが、僕は高校卒業後、陸上自衛隊に入隊し、2年の任期の半ばで辞めてしまった。まぁ、当時はそれなりの理由があったし、あの時に辞めていなかったら、八ヶ岳とも出会ってなかったし、それこそ、今の自分はあり得ないことは重々承知している。
しかし、心のどこかで「やり遂げた感」ではない気持ちがあることも事実なのです。
 それが、山中湖に来て、北富士駐屯地と富士学校の中間地点にある『山中湖情報創造館』に勤めることで、僕にある“あの血”が確実に甦って来ている。
 そして制度として、『予備自衛官補』があることを知った。しかも、予備自衛官補(一般)と予備自衛官補(技能)があり、技術の方には取得資格によって53から55までの年齢制限があること...つまり、資格さえ取れば、僕にもチャンスがある...と、いうことが出てきました。
 デジタル系では、「基本情報処理技術者」があるので、まずは、一歩手前の「初級システムアドミニストレータ」を受験し、なんとか取得することができた。勢いづいて今年の春/秋にも、さらにスキルアップをめざすつもりだ。
 さらに...さらに...である。
 この予備自衛官補(技能)は、1年間の訓練(といっても数日の訓練)を経て、予備自衛官に昇格し、階級が着くのだが、「基本情報処理技術者」でも[予備三曹]である。ソフトウェア開発技術者ともなれば、[予備二曹]なのだそうだ。
 お、一士で退職した僕ですら、こんなチャンスを活かせば[予備三曹]さらに[予備二曹]も狙うことができる。....これは、僕にとっては一種の『敗者復活戦』だ。
 そこで驚いたのが....これが僕自身の資格取得のためのモチベーションになっているのだ。

 「え、おいらが三曹、頑張れば二曹、もっともっと頑張れば一曹も夢じゃないって〜!!」

何て考えると、やる気が出てくる。
こうしたことが、モチベーションになったりするのだ。

そういう意味で、NPO活動のモチベーションを持続させるための...仕掛けづくりって、いったい何だろうか...と、つくづく考えてしまうのだ。
by maruyama_takahiro | 2006-01-01 21:37 | 私事として...
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