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プロセスのパッケージ化

自分でも何を書いているのやら...と、あいまいなところが多いのですが、よく「民間のノウハウ」などという言い方がありますが、ノウハウを売り物にするには、3つの方法論がありそうな気がしてます。ちなみにここでは、パッケージ化と商品化はほぼ同じ意味です。

 ・成果物のパッケージ化
 ・コンセプト(概念)のパッケージ化
そして
 ・プロセスのパッケージ化
です。

成果物のパッケージ化は、いちどカタチを作ったものを、あちらこちらで活用するのですが、かっちり作っているだけに、欠点として融通が効かないことが上げられます。が、完成度としては一番高いです。

つぎに、カタチではなくコンセプト(概念)をパッケージ化する。実際の現場に併せてコンセプトを実現するための具体的派方法/ノウハウを展開します。長所としては、それぞれの場所に応じてフィットするノウハウの展開が考えられます。反面短所としては、上から与えられたコンセプトであり、「やらされている感」を抱いたままになりがちです。

そして、実は今日甲府からの帰りの2時間あまりのバイクの上で考えていた物なのですが、成果物でもコンセプトでもない、そこに至プロセスそのものをパッケージ化することができないだろうか...と。長所としてはプロセスだけを提供するので、現場のみなさんがコンセプトづくりにも参加でき、さらに具体的な展開をも自分たちの手で作り上げることができます。ただ、短所としては、決して即席ではないので、時間がかかることが考えられますが、このプロセスに参加した人は、他への応用能力がつくように思います。
実はこれが、ファシリテーターが提供するノウハウであり、結果よりもそこに至る過程を重視することで、参加者一人ひとりの「関わり感」が高まるようにも思います。

...ひとまず、思いつきを書いてますので...後日大幅な変更があるやもしれず....
by maruyama_takahiro | 2006-03-18 02:41 | 地域の情報拠点
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