なかなかすごいものが登場してきた。
・知のコンシェルジェ日立システムアンドサービス 【報道から】 ・「Googleとの違いは、人間の復権」——日立システムと東大が検索結果の関連性を“見える化”する「知のコンシェルジェ」 アスキービジネスONLINE ・百科事典の知識体系をビジュアル表示して検索できる「知のコンシェルジェ」 Japan.internet.com ・百科事典の情報をツリー状に表示「知のコンシェルジェ」 ITmedia Biz.ID ・百科事典の知識体系をビジュアル表示してコンテンツ検索ができる「知のコンシェルジェ」サービス開始 CNet Japan なかなか、いい線いってる...けど、きっとこの後に大きな課題が生じる..はず。 1.単純な[関連]づけの限界: 知識(語句)と知識(語句)の関連づけが進んでいくと、今度はその[関連]についての属性が重要になってくる。記事では“重さ”づけを考えているようだが...むしろ『どんな関係/関連性』なのかを記述できなければ、ならない。一例としては、「親子」「ライバル」「部品」などなど...「どんな関連があるのか」を記述するべきである。 2. [関連性]を検索する: 次に必要になってくるのは、その「関連性」を検索対象とできることが必要になるでしょうね。親子..で検索すると、あぁ、これとこれは親子関係なんだ...ってのが見えてくる。知識の新しいカタチだと思う。 3. [関連性]に時間要素を入れる: 関連性には、期間限定もあるし、時間とともに変化するものもある。 [豊臣秀吉]と[徳川家康]が関連がある...といっても ・どんな関係なんだ...とか ・その関係性も時間とともに変化している(家臣だったり、敵同士だったり) と、関連性に対する属性の付け方が、実はとても重要なのです。 ※で、これらがクリアできると...実はとてつもない情報システムが構築される...と思っている。と、いうのも、SuperOPACを作っている中で見えてきていることなんですね。
by maruyama_takahiro
| 2006-11-01 12:37
| 日々是電網
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