今日は、こんな研修会にいってきました。
平成19年度山梨県公共図書館協会 第2回全体研修会 平成19年度山梨県視聴覚ライブラリー連絡協議会研修会 (ひとつの研修会で両方を兼ねる...のだそうです) 講師は、つなぐNPOの山本育夫理事長。研修テーマは「あったらいいな、こんな広報」です。 ...が、お話の大半は、これからの図書館におけるサービスの向上でした。山梨県立博物館では、昔風にいえば『監視員』のポジションを『交流員』とし、来館者に対してコンシェルジュ的な役割を担いはじめているそうです。図書館においても、職員が嫌がられない程度に声をかけることが必要ではないか...ということでした。 そんな中でおススメの本として ![]() ベッツィ・A. サンダース / / ダイヤモンド社 スコア選択: ★★★ この本を紹介していました。山中湖情報創造館にもある本なので、ふんふん...と思いながら聞いていました。 ちなみに山中湖情報創造館には、こっちもありました。 ![]() ベッツィ サンダース / / ダイヤモンド社 スコア選択: ★★★ (ベッツィ・サンダースの本はもう一冊出版されているので、あとで発注しましょうか) さて、そんなお話を伺いながら、「図書館サービスが伝説になる時」というのをイメージしてました。かつて聞いた話(出展不明)ですが、ホームレスが公共図書館に来て、ライブラリアンから紹介してもらった本を読んでいるうちに、ジャーナリストとなりホームレス側の視点で記事を書くようになった...なんてことがあるそうです(もちろん日本ではありません。米国での話です)。また菅谷明子さんの『未来をつくる図書館』岩波新書にもありますが、リーダーズ・ダイジェストを創刊したデウィット・ウォレスは図書館でそのアイデアを思いついたそうです。さらにはゼロックスのチェスター・カールソンやパンアメリカン航空のジュアン・トリッペ、ポラロイドカメラのエドウィン・ランドなども、公共図書館でその創業のアイデアを生み出したそうです。 国内の公共図書館でも、そんな「図書館サービスが伝説になる」場面に遭遇したいものです。
by maruyama_takahiro
| 2007-12-14 20:40
| これからの図書館
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