地域資源の情報化と地域コンテンツの器

図書館の枠の中では、どうしても難しいものがあるらしい。
「図書館」として考える人たちと、「図書」館で考える人たちが存在することは、否定できない事実である。僕は「図書館」というものが時代と共に変化・成長・進化していくことをイメージしているが、やはりどうしても「図書」の館であることに、こだわりを持つ人たちがいるのだ。

ならばいっそのこと、図書館の枠ではない器をつくる必要があるのではないだろうか。
「情報化された地域資源」と「地域コンテンツ」を専門に扱う機関を設置し、そこから情報・知識を供給することで、図書館の地域資料の充実、新たな観光開発、地域の魅力づくり、地元学などなどが、共有の知識基盤を持つことになり、相互に情報を共有する環境が生まれると考えている。

図書館はもう図書館でよいから、こうした新たな器を僕は提言していきたい。

※まずは自分自身で基本システムを作り上げないことには、まったく説得力がないことも...一方で認識しております

【補足】「図書館」と考える場合、「下駄箱」や「筆入れ」などと同様に、呼び名は変わらずに時代によって中に入れる物が変わる(成長・進化)するという捉え方。それに比べ「図書」館と捉える考え方では、下駄箱は「下駄」箱であり下駄を入れていなければならず、筆入れは「筆」入れであり筆を入れていなければならないと考える考え方です。
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by maruyama_takahiro | 2007-12-22 18:55 | 地域の情報拠点 | Comments(2)
Commented by After内藤 at 2007-12-22 22:58 x
 読んでて「情報創造館」や「表計算ソフト」という単語が想起されました。
 「作表」ソフトで「計算」もできるのが「表計算」ソフト。
 図書に囚われない「情報館」であり創造の支援もする「創造館」でもあるのが「情報創造館」
 でもその名前を字面で見てしまうと「表計算」って何するソフトだろう?「情報創造館」って情報を創造する人が利用するトコでしょ、私には縁がないわ…と思う人が少なからず出てしまうのだろうな、って。
Commented by まる3 at 2007-12-23 00:27 x
>After内藤さん
コメントありがとうございます。

あえていえば、「情報創造館」は、「下駄箱」のことを「靴箱」とか「シューズボックス」「シューズクローゼット」と言い換えている程度のことだと思っているのですが、でも判りにくいですよね。電話対応などでは、「山中湖村の図書館です」と言っていたりします。ただ、名称にこだわるならば、未だに「情報創造」館に至っていません。
「表計算」は一般的に見るならば、表+計算だと思うのです(表計+算とは捉えないでしょう)。ならまだ集計用紙っぽいイメージもありますが、「カルク」なんて言われると、まっさら判りません。

数年もすると「情報創造館」という言い方そのものも古く感じることになると思います。本質的なところで言えば「知識共有館」のような感じですが、そんな字面を使ったら、さらに何だか判らなくなってしまいます(笑。
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