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やはり米国でも読書離れ

前の投稿で、ジョブス氏の言葉を引用した。

アメリカでは去年1年で読んだ本が1冊以下の人が40%。

米国でも読書離れぇ?と疑問に思ったのだが、きちんとした統計データがあるのだ。
今日配信されてきた、国立国会図書館の「カレントアウェアネス-E」

 ・文学作品を読まない大人たち−米国芸術基金の報告書
  文字化けしてたら、ブラウザのテキストエンコーディングを 日本語EUCに。

文面を読めばわかるとおり、いわゆる「文学作品」を読まない傾向にあるだけで、図書館の利用が減少しているわけではなさそうだ。また、インターネットなどにおいても、メールやウェブサイトを“読む”ことは、かなり日常的である。

ふりかえって、図書館をマーケティング的に考えれば、需要と供給のバランスが変わってきているのだろう。文学の需要は減っているにも関わらず供給側の図書館で占める文学(NDC9番)の割合は多い。中には蔵書の半分が文学というところも少なくはない。利用者の求めに応じ、ニーズに答えるためには、それに必要な蔵書構成がやはり必要だと思う。
ところで...同様の統計調査って、日本ではどんな結果になるのか...ちょっと心配。
by maruyama_takahiro | 2008-01-23 10:51 | これからの図書館
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