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地域の個性(八ヶ岳南麓と富士北麓)

ウィリー・ネルソンやカントリー&ウェスタンの曲を欲しがっていたのだなぁ...と、体が応えている。そんな曲を聴きながら、ふと思った。それは、八ヶ岳南麓と山中湖(富士北麓)との違いについてだ。

まず、富士北麓にはいわゆるカントリー&ウェスタンの空気が薄い。八ヶ岳南麓は小淵沢や清里にはしっかりとある。たぶん(かなり当てずっぽな意見だが)、そこには西部開拓時代とも通じるような“フロンティアスピリット”の濃い薄いではないだろうか。同じ空気はたぶん、北海道という開拓地にもあるように感じる。

それとは全く異なることだが、大きな違いがあることに気がついた。
それは「子連れの新住民」の多い少ないである。これは統計がとれそうな気もするのだが、八ヶ岳南麓に移住するいわゆる新住民には、子供連れが多い(あるいは出産間近とか...ちなみに僕自身もそうだった)。それに比べると山中湖や富士北麓の新住民の傾向は、いわゆる定年組が多いのではないだろうか。
さらにこれは、新住民と地元民との交流スタイルに大きな差を生む。
すなわち、小さな子供がいることで、どうしても地域コミュニティに参加しなくてはならない。子育て、保育園、小学校等々を通じて,地元の行事への参加の機会が増える。子供の友達を通じて地元の方々とのつながりも広がる。

これを『田舎暮らしにおける子供力』とでも名付けてみよう。

しかもこれは、田舎やリゾート地あるいは新興住宅地における図書館にとっても実に大きなマーケティング項目になりそうなのである。
by maruyama_takahiro | 2008-04-26 22:28 | ひとりごと...
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