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観光行政

こういう恐ろしい数字を、県内の観光行政担当者は、どう見ているんだろうか?

 ・GW観光客数、前年比0・4%減 山梨、「風林火山」終わって苦戦
  MSN産経ニュース

富士北麓地域  6.6%増の112万人
東部地域    2.7%増の11万4000人
峡北地域   16.6%減の36万7000人
峡南地域    6.3%減の17万8000人


NHKの大河ドラマ「風林火山」の終了とともに、観光客は減少しているのです。もっと判りやすく言えば、『テレビで山梨(甲斐の国)が出なくなると観光客は減る』のです。

では、なぜ富士北麓は増えているのでしょう。それは簡単。
山梨県の観光キャンペーンによって目に入る文字は、「富士」と「山梨」だけになってしまったからです。

多くの人たちは、メディアで紹介される場所に出かける...という、観光行動心理があります。それを判っているのであれば、観光客に来てほしい「地域の名前」が何よりも目に入ることを、キャンペーンの目玉にすることを...今からでも遅くはないので、切望します。

観光心理学を愉しむ―観光行動のしくみを解明する ツーリズム・サイコロジー
宮原 英種 / / ナカニシヤ出版
スコア選択: ★★★
by maruyama_takahiro | 2008-05-27 01:04 | ひとりごと...
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