紙芝居について書かれているものを、読み始めています。
いろいろと興味深いことがわかってきました。 ・紙芝居は日本のオリジナルである ・幻灯や活動写真が登場した後に紙芝居が生まれた ・戦前・戦中・戦後を通じて大衆(子どもを含む)のメディアであった ・戦前は「のぞきからくり」や「写絵」「立絵」など多種多様なスタイルがあった ・戦後GHQが、紙芝居をkamishibaiとして調査研究している ・戦中は国威発揚、戦後は共産主義などに利用された過去を持つ ・紙芝居業者条例が制定された都府県があった ・その都府県での街頭実演には「紙芝居業者免許」を持っていなければならなかった。 さすがに、現在ではそれらの条例は廃止され、免許の必要性もなくなってはいるが、それにしても、たくさんのオーディエンスに夢と希望を与えることもできた紙芝居が失われてしまうのは...ほんとうに惜しいことだと思っています。 そんなときに、こんなアフリカなどでHIVの教育に紙芝居が用いられているという事を知りました。 ・「 ジョイセフとアフリカの村人がつくったエイズ紙芝居 」 財団法人ジョイセフ 僕は、紙芝居の持っている潜在的な力って、実はまだまだこれからも発揮できるんじゃないかな...と、思うのです。 ※ちなみに、桜塚やっくん、ウメ、鳥居みゆき らは、「紙芝居の進化形」と考えるとおもしろいです。
by maruyama_takahiro
| 2008-06-03 14:33
| 図書館ゲーム/プログラム
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