情報通信月間参加行事
「キミもニュースキャスター! ~パソコンを使ってラジオ番組を作ろう~」 1.あいさつ 2.プログラム説明 3.お話「ニュースの読み方」 4.ニュースを分解してみよう 5.ニュースを作ってみよう(ニュース・シャッフル) 6.ニュース原稿を書いてみよう (昼食) 7.発声練習 8.レコーディング 9.みんなで聴こう 10.ふりかえり/まとめ ニュースの読み方では、今年の4月1日にBBCが報道した「Flying Penguin」や「スパゲッティの木」などを導入としながら、ニュースがどのように構成され伝えられるかのレクチャーを30分程度実施。 その後、実際の新聞や雑誌の記事から、 5W1H When いつ(時間に関すること) Where どこで(場所に関すること) Who 誰が(人や組織、主体に関すること) What 何を(何があったのか、何をしたのか、何が起きたのか) Why なぜ(目的、理由、動機) How どのように(やり方、手順、時々刻々の変化) に分解しながら読み解き、それぞれを色別のカードに記入しました。記入したカードをシャッフルして新しいニュースづくりに取り組んだのですが、ここでちょっとしたハプニング...というかアドリブを入れました。それは、5W1Hの6色のカードに加え、とても便利なスペシャルカード[白いカード]を加えてみました。5W1Hだけではおもしろくない記事をおもしろくするための創作カードです。 昼食後は、口のまわりの筋肉をほぐし、カツゼツをよくするための発声練習。口を大きく開けて、一語一語はっきりと発声する練習です。 その後、各班からニュースキャスターを選出して、レコーディング。 ニュースのオープニング風の音楽を入れ、気分はもう『ニュースキャスター』になりきって、ニュースを伝えてもらいました。 録音はぜんぶでおよそ19分。収録語はみんなで聴きました。 ふりかえりの時間は、一日のワークショップでおこなったことをふりかえりながら、これからの「情報社会を生きる子ども達へ」のメッセージを含めて伝えました。 ここで先ほどの、とっても便利なスペシャルカードの説明。それは[ねつ造カード]なんです。取材した内容ではなく、自分で勝手に付け加えちゃうもの。取材して得られた情報だけでは物足りないとこに、こうした[ねつ造]が行われない...ともいえないのです。 さて、そんなことどもがありがちな情報社会ですが、子ども達には好奇心を失わず、身の回りの出来事に関心を持ちながら生きることの大切さを伝えました。 ...な〜んていうワークショップです。午前2時間、午後2時間があっという間に終わってしまった感じで、ワークショップとしては問題なく、参加者のみなさんに楽しんでいただいたとともに、メディアリテラシーについてちょっとだけ身に付いたかと思います。 進行役としては、なんだかワークショップの神様が降りてきていただいたような感じで、終わることができました。 帰りにはちょっとしたアクシデントもありましたが、無事終了。 デジ研スタッフのみなさん、科学館のみなさん、関係者のみなさん、ありがとうございました。
by maruyama_takahiro
| 2008-06-08 17:26
| デジ研
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