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冥福なんか祈るより、まずは悔しくはないのだろうか。

誰かが亡くなったという報道では、いつのころからか「ご冥福をお祈りします」が常套句になっている。

でもさ

通り魔にしても災害にしても、本人にとっては突然の出来事で、昨日の続きとして今日があって、今日の続きとして明日があると思っているところに、突然なんだかわからないものに、強制的にピリオドを打たれてしまうのだよ。これが悔しい以外の何者であろうか。あの世の幸福なんか祈る前にさ、突然この世から消えてしまったことを、遺族の気持ちもさることながら、本人の気持ちを考えても 悔しいこと とは思わないんだろうか。

「ご冥福をお祈りします」はさ、ある程度の天寿を全うされ、本人も十分生きたというような方にこそふさわしい言葉であって、突然の死に対しては手のひらを返すように「ご冥福を〜」なんて言えないと思うのです。
マスコミであれ個人のブログであれ、僕は正直に「悔しい」なら「悔しい」という気持ちを表現して欲しい...と、思うのです。

その悔しい想いこそ、未来を拓く力になると思うのです。
by maruyama_takahiro | 2008-06-16 01:05 | ひとりごと...
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