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Podcast (ポッドキャスト)

YAMANAKAKO Lake Side Studio

公共図書館が、地域を支える情報拠点となるためには、[書籍]を購入して貸し出すだけでなく、地域の情報を集め、編集し、様々なメディアを使って伝える..などということも含まれるのではないでしょうか。そんなメディアのひとつに、Podcast(ポッドキャスト)は位置づけられると思っています。

 ・iTunes - Podcast アップル

ただ...気になることがありまして...ね。気がかりなんです。
僕はこんな風に思っているのです。

 1.市民メディアは、小さいマスメディアではない。
 2.プロの番組をマネする必要はどこにもない。
 3.ラジオやテレビのようなスタイルに縛られる必要はない。
 4.私たちなりの伝え方があると思っている。

 等々あるのですが、どうしてもどこかの既存のラジオ番組の物まねになってしまうんです。僕の中に「ラジオ番組はこういうもの」が固まっちゃっているです。物まねの何がいやかといえば、物まねになった時点で[他のラジオ番組との]比較とかランクづけとかいう甲乙のヒエラルキーの中に入ってしまい、持っている機材だの、しゃべりくの上手い/下手などというのが出てきてしまうように思うのですね。
 また、ラジオやテレビをみるとわかるのですが、放送の基本は「流しっぱなし」なんです。「フロー・コンテンツ」といってもいい。それに比べてPodcastは最初から保存してあるものを視聴者が選択して聞く/見るという「ストック・メディア」なんです。
 そんなこんなを考えてしまって...Just Do It! とは思っているのですが、最初の一歩が踏み出せないでいます。

 だから、プロのスキルを持っていながらも、放送局の番組モデルにとらわれず、それでいて視聴者に聞いてもらえるクォリティの番組づくりを考えるには...そういう方のご指導を受けてみたいと思っているのです。

僕の記憶の中には、目標のような方がいらっしゃるのですが、出会えた期間があまりにも少なく、何かを教えていただくということもなく...ただただ存在だけが大きくなっちゃって...という方がいるのです。出会った時にはすでにフリーだったので、番組ではみていないのですが、その司会ぶりなどをみていて...当時はかなりあこがれの存在でした。...もう二十年も前のことですが...そしてたぶん今も。
by maruyama_takahiro | 2009-05-23 22:26 | 地域の情報拠点
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