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TED Talk スタイルに、僕は市民メディアのひとつのスタイルを見る

アーダコーダと市民メディアのスタイルに注文を付けているが、代案のない反対意見はナンセンスだ。
というわけで、僕なりの市民メディアとしてのひとつのスタイルとみているのが、これだ。

 ・TED Talk
 ・TEDtalkDirector YouTube



コンテンツとしては、10分を前後に長いものでも20分未満。
オープニングとスポンサー表示、エンディングは入っているものの、途中のコンテンツはステージ上でのトークと、プレゼンの画面で作られている。司会者もアシスタントもなく、いきなりトークが始まり、語るだけ語って拍手で終わる。

市民メディアの基本も、まずは「トーク」じゃないのかな…と、考えている。もちろん誰かとの会話であってもいいだろうし、討論であってもいい。ただ、そこに何だか余計な司会者だのアシスタントだのを入れてしまうのは、番組制作に対してあまりにもマスメディアがつくる番組スタイルに縛られているように思う。

まずは、テレビもラジオもないところであっても、聴衆を前に「語れる」こと。それがコンテンツの原点。それをそのまま動画にする、音声にする、文字にする…そこから市民メディアが始まるのがいいのではないか、などと考えている。

ちなみに、TED Talk は多言語の字幕つきのものもあるので、日本語字幕つきをみると、僕はちょっと安心してみることができる。
by maruyama_takahiro | 2009-09-24 22:44 | 日々是電網
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