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2008年 06月 15日 ( 5 )

やはり災害は憎むべき対象である

通り魔殺人事件においては、誰もが犯人を憎む気持つだろう。もちろん罪を憎んで人を憎まずであるので、なぜ彼が犯罪を犯したのか、その根本原因こそ憎むべき対象であろう。
また、さまざまな医学的な発展も病を憎み病気の根本をやっつけることを日々研究している。

しかしながら、人間はどこか天災を“しかたのないもの...”として諦めてはいないだろうか。

宇宙に進出でき、インターネットで世界中をつなぎ、量子力学の世界を開き、万能細胞を作り出した人類である。その気...本当に本気になれば、災害ですら克服できると思う。人類がそれに気づくまでは、何度何度も、悲しく理不尽な災害による犠牲を出し続けるだろう。悲しいかな二十数万人の犠牲者を出したスマトラ沖地震による津波も、その後は...どんな災害防衛措置をとっているのだろうか...と。

 人間の我がまま...なのかもしれません。
 地球には地球の都合があるのかもしれません。
 それでもやはり
 “災害は憎むべき対象である” と思うのです。

すべての防災関係者は、災害を“しかたのないもの”とするのではなく“憎み克服すべき対象”であると考えるべき時代になったのではないだろうか。
by maruyama_takahiro | 2008-06-15 22:36 | ひとりごと... | Comments(3)

自衛隊は災害派遣用のジャケットが必要だと思う

 岩手・宮城内陸地震のテレビ報道を見ていて感じたのだが、自衛官の迷彩服があまりにも優秀すぎて、この季節の山間部では、あまりにも上手にカモフラージュされてしまう。
 考えたくはないが、この状態で迷彩服を着用した自衛官がなんらかの二次災害に巻き込まれたときには、目視で探すことはかなり難しいのではないだろうか。
 消防やレスキューは、わざわざ目立つためのオレンジ色や水色のジャケットを着用している。
 自衛隊も迷彩服が制服であることは判るのだが、災害派遣時には、なんらかの目立つ色のジャケットや(あの時に使う)パーソナルGPSを着用してはどうだろうか。
by maruyama_takahiro | 2008-06-15 12:15 | 自衛隊 | Comments(2)

地震列島で山間部に居住するということ

地震列島である日本において、山間部に居住するということのリスクを見せつける形となった、今回の岩手・宮城内陸地震。

多額の工事費をかけた道路も、自然の驚異の前には、瞬間的に瓦礫と化す。
この国の自然災害に対するリスクマネジメントに対する考え方を、大きく変更しなくてはならないかもしれない。
by maruyama_takahiro | 2008-06-15 12:05 | ひとりごと... | Comments(0)

レスキューロボット

ミャンマーのハリケーン、四川省の地震、さらには岩手・宮城内陸地震。人海戦術は基本であるものの、やはりそれなりの装備の導入により、一刻も早い要救助者の救助に役立てて欲しい。

 ・レスキューロボット Wikipedia

という研究は進んでいるものの、これまで実際の災害現場で使われている状況を知らない(知らないだけかもしれない)。せめて試験運用でもいいから実際の災害の現場で[経験を積む]ことが必要だと思っている。
 バビロンプロジェクトではなく、こうした災害復旧のために、この国には「レイバー」が必要だと...かなり本気(?)で思っている...のだが、肝心の企業は...どうなんだろう。

【参考】
 ・NPO法人 国際レスキューシステム研究機構

※災害は、作る側が想定しているような“理想的な”状況で起こるものではない。だからこそ、実際の災害時に運用することによるフィードバックで、より“使える”装備にしていって欲しいと切に願うのです※
by maruyama_takahiro | 2008-06-15 11:48 | ロボット | Comments(1)

地震予知〜災害防衛

地震国日本をもってしても、未だに「地震予知」は出来ていない。
地震学者の中には、「地震予知」は不可能である...とする敗北宣言(?)もあると聞く。

しかしその割には、一度地震が起きてしまうと、「今後一週間ほどや震度6程度の余震がある」ようなことを言う。いかにも、私たちは良く知っている...とでもいうような口ぶりを感じる。

 ・「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」について(第4報) 気象庁


警察は行動を起こすのは「事件が起こってから」である。防犯の概念はもちろんあるものの、警察官の大半は「事件事故が起こってから」の行動。なので基本的にそれは“手遅れ”なのだ(すでに盗まれている/すでにケガをしている/すでに死んでいる等)。消防にしても同じ。火事を出さないための努力は認めるものの、多くの消防官のお仕事は、起きた火災を消すことである(これも“手遅れ”感は否めない)。比較にはならないが、自衛隊は違う。自衛隊組織のほとんどは、「武力侵攻をさせない/起こさない=戦争を起こさない」ために日々仕事をしている。自衛隊にとっては戦争が起こることは絶対あってはならないのだ。しかしその自衛隊にしても、災害派遣は「災害が発生し、人命が危険な状態になってから」の活動開始である。

日本の科学技術をもってすれば、地震予知は可能なのだと思う。ただそれは、従来の地震学だけでなく、気象や動物の行動、あるいは統計学やGPSによる微妙な地殻の移動の把握(地盤にストレスがかかっているのかだら)など様々な前兆を科学的なものとして受け入れてくれるならば、日本は地震予知ができるだけの底力を持っている。それこそが、「戦争や武力侵略が起こることそのものを防ぐ」という防衛論に相当する「災害の発生を未然に防ぐ」あるいは「災害の発生による《被害》を未然に防ぐ」という考え方になるではないか...と、思う。

地震が起こってから、あれやこれや後から理由づけをすることは否定するものではないが、それだけよく知っているのなら...事前に少しでも伝えてくれたら...と、思うのです。

地震予知を考える (岩波新書)
茂木 清夫 / / 岩波書店
スコア選択: ★★


公認「地震予知」を疑う
島村 英紀 / / 柏書房
スコア選択: ★★


災害防衛論 (集英社新書 (0416)) (集英社新書 (0416))
広瀬 弘忠 / / 集英社
スコア選択: ★★★
by maruyama_takahiro | 2008-06-15 00:29 | 日々是電網 | Comments(0)