母の通夜ならびに葬儀が無事に終了いたしました。
親戚のみなさま、隣組のみなさま、ご弔問にお越しいただきましたみなさま、お香典ならびに弔電をいただきましたみなさま、ブログやtwitter、facebook等を通じてお言葉をいただきましたみなさま、本当にありがとうございました。 この後、5月6日に予定していた父の一周忌を延期し、夫婦仲良く、母の四十九日法要と共に執り行う段取りなどを予定したり、あれやこれやとやらなければならないこと(これがまた実にたくさん…)があったりします。できるかぎりご迷惑をおかけしないようにとは思っておりますが、ご不便をおかけすることも多々あるかと思います。ご容赦ください。 それにしても… 通夜・葬儀などの際に、故人の「パーソナルアーカイブ」はとても大きな存在です。〈絆〉を強く感じることができます。メモリアルホール側のメニューにもDVD作成はあるのですが、それをもう少し拡張して[故人を偲ぶアーカイブス]づくりは、多くの方々にとっても大切な記憶の共有になることを実感しました。小さなコミュニティ事業として作っていけたらいいなぁ…と、そんなことを考えております。 #
by maruyama_takahiro
| 2011-04-30 10:49
| 私事として...
【丸山家葬儀日程】
喪主:丸山高弘 故人:丸山トラ(母) 平成23年4月26日 18:00没 通夜:28日(木)18:00 メモリアルホール皆野 出棺:29日(金)07:50 メモリアルホール皆野 荼毘:29日(金)08:00 秩父斎場 葬儀:29日(金)13:00 メモリアルホール皆野 メモリアルホール皆野 http://www.memorial-chichibu.co.jp/hall/minano/index.html 〒369-1412 埼玉県秩父郡皆野町皆野621 電話:0494-62-3434 FAX:0494-62-4936 #
by maruyama_takahiro
| 2011-04-27 15:42
| 私事として...
これは僕の自論なのだが、電子書籍のダウンロード貸出をはじめたからといって、それがすぐに「電子図書館」だの「デジタル・ライブラリー」だのというのは、ちと早急するぎる気がする。
本当に、デジタルな図書館であるためには、何をしなければならないのか。実はまだ誰もあまり深くは考えていない(少なくとも公共図書館では)。 ・米国Amazon.com社、Kindleに図書館から電子書籍を借りられるサービスを開始へ (カレントアウェアネス ポータル) 海の向こう、米国ではすでにほとんどの公共図書館が電子書籍のダウンロード貸出を始めている。しかしそれは、カセットテープによるオーディオブックから、MP3形式の音楽データのダウンロード貸出をへて、じゃぁ次は電子書籍(eBook)だね…みたいな流れでしかない。しかもほとんどの電子書籍データは、OverDrive社のクラウド上にあり、図書館は利用料金(ライセンス料)を払い続けるだけであって、「所有」することも「保管」することもない。これは図書館機能の[柱]の一本を失うことにもつながりかねない。だから僕はこれだけでは、電子図書館/デジタルライブラリーを声を大にして言うことはできないのだ。 一方で、利用者さんにしてみれば、図書館にいかずとも自宅からダウンロードでき、PC/Mac、iPad、SONY Reader, こんどは Amazon Kindleに取り込んで読むことができる。借りるために図書館に行くこともなければ、返却に行くことも無い。返却処理さえ2週間たてば自動的に行なってくれる。図書館側にしても、督促処理もいらないし、汚損・破損・紛失…すら無くなる。が、指摘した通り毎年公費で利用料を払っていても、所有する蔵書は何も無い図書館が出来上がるだけの[道]なのだ。 一方、日本では興味深いことが起きている。 ・佐賀県武雄市、iPadを活用した電子図書館サービス「武雄市MY図書館」を開始 (カレントアウェアネス ポータル) さっそく、iPad アプリをダウンロードして見てみた。 まずは武雄市/武雄市教育委員会が著作権を持っている資料のみであるが、これらの電子書籍は[武雄市]が保存し所有しているデータなのである。 今後、公共図書館が「電子書籍」を取扱い、ましてや「ダウンロード貸出」などに取り組むにあたり、利用者の利便性は大事であるが、それ以上にそれらの資料を保存/保管し、後世にきちんと伝え残すことができるのかどうか…も、考えて行かなければならない。 目先の便利さだけでは、公費の無駄遣いになりはしないか。よ〜く吟味する必要がある。 一方で、僕は図書館の「自炊」が、電子図書館を実現するもうひとつの大きな要素だと考えているのだが…誰か賛同してくれる方は、いらっしゃらないだろうか? #
by maruyama_takahiro
| 2011-04-23 01:05
| これからの図書館
山中湖情報創造館で、一気に覚えるインターネットリテラシー。第一回は今回の震災でも活躍したtwitter(ツィッター)を中心に、リアルタイムブログやfacebook(SNS)を一気に身につけちゃおう…という講座です。
山中湖で一気に身につくインターネットリテラシー 第一回: 「リアルタイムブログとSNS: twitter, facebook, and なぜかDropBox」 (時間に余裕があれば、Evernoteもチャレンジしちゃいます!) 日 時: 5/16(月) 10:00〜14:30 受講料: 5,000円(お弁当付き、税込み) 定 員: 6名(少人数制) 対 象: 村内・村外を問わずどなたでもご参加いただけます。 持ち物: 無線LAN対応のノートPCをお持ちください。 講 師: 丸山高弘(山中湖情報創造館 指定管理者 館長) お申込: 0555-20-2727 山中湖情報創造館 テーマを変えながら、毎月1回のペースで開催予定です。 【プログラム構成】 10:00〜11:00 レクチャー 11:00〜12:00 実習:基本編 12:00〜13:00 昼食(晴れていれば、外で) 13:00〜14:00 実習:応用編 14:00〜14:30 まとめ 【交通アクセス】 西新宿より、山中湖直通の高速バスがあります。 https://www.highwaybus.com/ #
by maruyama_takahiro
| 2011-04-20 02:50
| 山中湖情報創造館
「情報」という単語は、そもそも軍隊用語である。諜報とほぼ同じ意味であり、敵の情況/状況を知りそれを意思決定者に過不足無く届けくるもの。敵における「情状の報知」これが略されて「情報」となった…という説を私は取りたい。一部には、森鴎外による訳語/造語であるとの考え方もあるが、実際には森鴎外よりも先に「情報」という言葉が使われている文献もある。
阪神・淡路大震災においても「情報ボランティア」による活動がポイントであったが、今回の東日本大震災においてもやはり「情報」が生死を分け、「情報」が生き残った被災者の方々の暮らしぶりを左右している。 僕自身は現場に行くこともなくのうのうと日々を暮らしてはいるが、「情報」に関してはそれなりのプロ/エキスパートとしての気持ちもあるので、被災地における情報システムの構築に、少しでも役に立てることができれば…と、このブログを書いている。 まず、発災時においては、災害対策本部も避難所も、ボランティアセンターも「情報担当者」を置くことを提案したい。それどころの状況ではないことは充分承知はしているものの、戦時(有事)においても災害発生時においても、「情報の専門家」をそこに置くか置かないかで、後々の展開は大きく変わる。そのことはぜひご理解いただきたい。 どこまでシンプルにできるか…とおもって書いたものだが、行き着いたところは… FBBモデル Front-Base-Board モデル である。これをいち早く構築するかどうかで、その後の展開が大きく変わってくるし、まだ構築できていないところは、ぜひこのモデルの採用を検討して欲しい。 Base:まずは、中央のBaseを立ち上げることだ。 これは「情報担当責任者」を一名選出し、災対本部や避難所で[情報の拠点]を作ってしまうことだ。電気や電話、インターネットが遮断されていれば、紙と鉛筆、模造紙とマーカーだけでもいい。まずは「その場所」における「情報拠点」を作る。 Board:次はBaseが収集した情報を「その場所」にいる、意思決定者や避難者等で情報共有が出来る板(ボード)を作ることである。そこには様々な情報が掲示され、時々刻々と貼り変えられ情報が更新されていく。ここで最も重要なことは、「その場所」における意思決定者(指揮官/司令官/Commander)、意思決定者グループが情報を共有できるボードを作ることだ。これにより現場リーダーは、次に何を行ない、誰に何を指示するかを判断できる。正確な情報が正確な判断を導くことはあっても、間違った情報が正しい判断を導くことはない。 ちなみに…非営利団体などにおける理事会をBoard Memberと呼ぶのだが、意志決定の為のボード(板)を見ながら意見を言い合い意思決定をする…そんな場面から、そう呼ぶようになったのではないだろうか…と、思いをめぐらせてみたりもしている。 Front: BaseやBoardが構築できたら、外に出て様々な情報を収集する[最前線チーム]が必要となる。もちろん危険なことは避け、安全を確保しながらの情報収集が必要だ。行く先々であるときは御用聞きになったり、あるときは避難所の場所を説明したり、そんな「最前線 Frontチーム」。彼ら彼女らには、何らかの移動手段が必要であり、バイクやオートバイ、時にはレジャー用のATVなども災害時には有効な乗り物であると考えている。移動手段、通信手段(アマチュア無線や携帯電話)、カメラ、筆記具、ボイスレコーダ…等々を装備として備えて被災地における状況を把握する。 この3つの、Front(前線)、Base(基地)、Board(情報共有の掲示板) と、この3つのモデルを早期に立ち上げることができれば、そこではより正しい意思決定を行動が取れる。 しかしながら…最低限のモデルを考え、 Frontからは口述による伝言/伝令、Baseでは紙と鉛筆で情報化し、Boardはそのへんの壁でもいい。ICTというとパソコンやインターネットなどをイメージしがちがだ、ICTとはInformation Communication Technology=情報通信技術なのだ。これには狼煙(のろし)だって、伝書鳩だって、手旗信号だってモールス信号だって含まれる。Baseにおける情報通信担当者はひとつの通信手段に捕われることなく、ありとあらゆる手段を使って、情報の受信/送信の道を確保することを考えておかなければならない。アレが無いから出来ない、コレがないと役に立てない…などということはないのだ。 今回の被災地において気になったのは、そうしたスキルを持った図書館員(公務員)は、避難所にかり出されながらも、そうした情報担当責任者になることはなく、ただの人足として使われていると聞く。それゆえなのか、救援物資やボランティアの人員があふれているところは断るくらいあふれているのに、不足しているところは一ヶ月を経過した今現在でも充分に行き渡っていない。これはすべて《マッチングのミス=ミスマッチング》によって引き起こされている人災である。図書館員のような情報のプロフェッショナルを、情報担当責任者に据えることで、ミスマッチを減らし、過不足なく求める物資や人手を求める場所に送るための情報提供ができる。 ひとまず、できるだけシンプルなカタチで基本形態を書いてみた。 FBBモデル。Front-Base-Board。この3つを災対本部や避難所、ボランティアセンターで取り入れてみては、いかがだろうか。 #
by maruyama_takahiro
| 2011-04-19 03:21
| 情報デザイン
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